練習場のマットはソールが滑るため、「ダフリに気付きにくいです」と話す髙野愛姫。そこで、ダフリ対策として実践している、とっておきのドリルがあるという。詳しく教えてもらった。
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私は、なるべく上からボールを捉えたいと考えているので、アイアンは終始左足体重で打つようにしています。トップでは左ヒザを前に出し、左足体重のトップを作る。そして、そのままの姿勢を保ったままインパクトを迎えることを大切にしています。
左足体重のトップを作り、ややダウンブローで打つ練習をしたいのですが、人工マットではダフっていてもソールが滑るため、ボールが上がってしまい、自分ではダフリに気付きにくい。そこで私が行っているのが、100円玉などのコインをボール2個分後方に置いて打つ練習です。
ヘッドが手前に落ちれば、当然コインに当たって飛んでしまいます。だからこそ、上からの軌道でヘッドを入れ、フェース下部をボールの赤道より少し下に当てるイメージで打っています。最初はハーフトップでもOK。コインに当たってしまう場合は、ボール3個分後方に置き、少し余裕を持たせても構いません。
大切なのは、ボールを打ってからマットを擦ることです。最初はハーフトップで球が上がらなくても、徐々にダウンブローで捉えられるようになれば、自然とボールは上がるようになります。根気よく続けてみてください。
この練習で意識したいのが視線です。ボールを右側から見ると右肩が下がりやすく、ダフリやリリースが早くなる原因に。ボールは真ん中よりやや左側から見るようにしてください。トップで作った手首の角度を保ちやすくなり、ややダウンブローで振りやすくなります。
また、左足体重のトップを作り、そのまま振り抜くことも大切です。トップが大きくなり過ぎると、体がのけぞってギッタンバッコンの動きになりやすいので注意してください。
■髙野愛姫
たかの・あいひ/2004年生まれ、東京都出身。プロ入り2年目だった25年に「ヨネックスレディス」でプロ初優勝を飾る。セカンドショットの精度の高さに定評あり。富士住建所属