今回35モデルの7番アイアンを試打した中で、海老原秀聡と菊地りお、それぞれバックスピンが入ったモデルトップ3を発表する。
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7番アイアンHS40m/s(ドライバーHS50m/s)の海老原と、7番アイアンHS31m/s(ドライバーHS40m/s)の菊地が最新35機種のアイアンを試打したところ、両者ともにロフト角32度以上の“止まる系”アイアンでスピン量が増える傾向が見られた。注目したいのは、海老原で1位、菊地で2位に入っている『T250 ローンチスペック』だ。
ランクインした他のモデルは、小ぶりなマッスルバックやキャビティバックのモデルだが、『T250 ローンチスペック』はやや大きめの中空構造。『T250』の性能そのままに、軽量化とロフトを寝かせることで高打ち出し高スピンにしてくれるというモデルとなっている。
「軟鉄鍛造のやさしいアイアンが出たり、中空構造でも打感が良いものが増えたり、現代アイアンは素材や構造だけで性能を判断するのが難しくなりました。今回のケースもそうです。中空でもロフトがしっかりあるので、スピンが多く入ってくれる結果になりましたね。スピンが入るかはロフト角が最も大きく影響するんです」(海老原)
『T250 ローンチスペック』のロフトは、今回試打したモデルで最も寝ている35度。ベースとなったロフト30.5度の『T250』では、海老原で5,479rpm、菊地で4,239rpmという数値だったが、どちらも1,000rpm以上スピンが入る結果となった。
なお、以下が両者のスピン量トップ3のクラブと試打インプレッションとなっている。
【7番アイアンHS40m/s・海老原秀聡のスピン量トップ3】
3位 ブリヂストン 『241CB(32度)』 6,249rpm
ブリヂストンっぽい、四角くシャープな顔つきをしていますね。ずっしりした吸いつく打感でインパクトできます。
2位 タイトリスト 『T100(33度)』 6,429rpm
THE・アスリートアイアンというサイズ、顔、打感です。特に打感はすごくソフトでいいですね。つかまり過ぎず、タテ距離が安定してくれます。
1位 タイトリスト 『T250 ローンチスペック(35度)』 6,620rpm
サイズも少し大きめで飛びそうなのに、球が上がってやさしくキャリーが出せる。パワーのない人にオススメですね
【7番アイアンHS31m/s・菊地りおのスピン量トップ3】
3位 タイトリスト 『T100(33度)』 5,850rpm
かなり小ぶりなヘッドですね。ストレートネックで構えやすいと思います。操作性が高く、弾道の打ち分けができるのが魅力的です。
2位 タイトリスト 『T250 ローンチスペック(35度)』 5,890rpm
『T250』の性能そのままに、球が上がりやすくなりました。高弾道でグリーンを狙っていけるやさしいアイアンだと思います。高さが出ないと悩む人にはオススメですよ。
1位 コブラ 『3DP MB(34度)』 6,620rpm
しっかり打ち込むと芯を感じられて心地いいですね。さすがマッスルバックという感じです。ただ、打ちこなすにはパワーが必要ですね。
試打・解説
■海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ。繊細な感覚を言語化できる試打巧者。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスンを行う
■菊地りお
きくち・りお/2000年生まれ。栃木県女子オープンや2019年のマイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナルで優勝
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