スライスを止めるためには、フェースをしっかりして閉じてインパクトを迎えたい。でも、どうしてもフェースターンができないという人もいるだろう。ドローを打つために、女子プロが実践しているセットアップを教えてもらった。
インパクト時のフェースの向きが球筋を決める9割の要素。つまりスライスを出なくするには、フェースを返して閉じてインパクトしなければならない。でも、どうしてもフェースを返すことができないという人も少なくない。そんな人はボールをトゥ寄りにセットして構えてみよう。
「トゥ寄りに置いたボールをヘッドの先で打つイメージを持って振れば、シャフトの延長線上に重心がないゴルフクラブは自然にフェースがターンします。このときダウンスイングでは左手で引き下ろすこと。右手で押しが入ると、フェースは開いたままになります。またトゥ寄りに当たればドロー回転、ヒール寄りに当たればスライス回転がかかるギア効果も働きます」(中村香織)
ドローヒッターである臼井麗華はボールをトゥ寄りにセットする。そのまま、スイングすれば、ややトゥ寄りに当たるため、ドローボールを打てるようになる。
同じくドローヒッターの山城奈々も同様にトゥ寄りにセットして打っているという。「体が開くとクラブが体から離れていって、スライスが出ます。それがイヤなので、少しクローズスタンスで立ち、ボールをトゥ寄りにセットします。フェースをローテーションさせてボールをつかまえやすくなります」。
スライスが止まらないという人は、即効対策としてオススメだ。
◾️中村香織
なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。2009年にツアーデビュー。15年に腰の故障でツアーを離れ、3児の子育てをしながらレッスン活動を行い、現在はEAST GOLF SCHOOLを主宰。今年はツアー復帰を目指している
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