平均250ヤード超の飛ばし屋・櫻井心那はヒザを上下に動かして前傾キープ!【女子プロのドラテク】
昨年、10代で4勝を挙げる快進撃をみせた櫻井心那。ドライビングディスタンスで3位に入った飛ばし屋のスイングを、石井忍が解説する。
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配信日時: 2024年4月24日 23時01分
2024年も盛り上がりをみせる国内女子ツアー。彼女たちのスイングには効率よく飛ばす要素が詰まっている。今回取り上げるのは、昨季10代で年間4勝を挙げて大ブレイクを果たした櫻井心那。ドライビングディスタンスでは3位に入った飛ばし屋のスイングを、石井忍が解説する。
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以前は「ヒザの高さを変えるな」とレッスンでよく言われていましたが、今は櫻井プロのようにヒザの高さを変えてもOK。上半身だけでは飛びませんからね。
バックスイングでは左ヒザを下げ、インパクトでは右ヒザを下げることで股関節が切れ上がり、前傾角度を保てます。ヒザの高さを変えないようにすると股関節が使えないので、かえって上体が伸び上がりやすいのです。
特にバックスイングでもたつきやすい人は、ヒザを上下に使うとクラブがスッとスムーズに上がるようになります。体は操り人形のようにつながっていますから、ヒザを使うことで全身が勝手に連動する。そのほうが楽に飛距離も出ます。
ヒザを上下に使う動きを覚えるには、最初は小さなスイング、アプローチがいいと思います。上体が伸び上がらないようにヒザを上下に入れ替えるようにして打ってみてください。手でクラブを振ろうとしなくても、体がスムーズに回るはずですよ。
■櫻井心那
さくらい・ここな/2004年生まれ、長崎県出身。22年はステップ・アップ・ツアーで史上初の年間5勝を挙げ、昨年は宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の10代でツアー4勝を達成した。23年のドライビングディスタンスでは平均258.6ヤードを記録し、3位に入った飛ばし屋でもある。ニトリ所属。
■石井忍
いしい・しのぶ/1974年生まれ。千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーで戦っていた。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行うほか、軽快なトークで解説者としても人気を博す。
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●平均250ヤードを超える飛距離を武器に「日本女子オープン」2勝を含む5勝を挙げている原英莉花。飛距離アップと前傾キープが期待できる“しゃがむ”動きを真似るには? 関連記事【世界基準の飛ばし屋・原英莉花は“シットダウン”でヘッドを走らせる!】をチェックしよう。
女子プロのドラテク
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