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テークバックではありません! 横田真一がヘッドを離して構える理由

YouTuberの顔も持つ横田真一のドライバーのアドレスを見ると、ヘッドをボールから離して構えている。いったいなぜ?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年7月5日 14時30分

横田真一のドライバーのアドレス
横田真一のドライバーのアドレス (撮影:ALBA)
ドローの時はヘッドを離し、肩のラインを少し閉じる。フェードの時はボールとヘッドを近づけて構える

ドローの時はヘッドを離し、肩のラインを少し閉じる。フェードの時はボールとヘッドを近づけて構える (撮影:ALBA)

5月のレギュラーツアー「関西オープン」の2日目にホールインワンを達成し、4位で決勝ラウンドに進むなど話題を集めた横田真一。YouTuberとしても人気を博す横田のドライバーのアドレスを見ると、ヘッドをボールから離して構えている。いったいなぜ?

ヘッドをボールから離してドロー 横田真一のドライバースイング【連続写真】

「ドローを打ちたいときに離しています。インサイド・アウトに打ちたいから」。ドローボールはターゲットよりも右に打ち出して、左に戻していくボール。ただヘッドを離すのではなく、肩ごと回転して、肩のラインを閉じ気味にするのがポイント。手元の位置は真ん中となる。そうすることによって「左を向くからヘッドをインから入れやすくなる」。体が開きにくくなりボールがつかまる。

逆に「フェードのときはボールとヘッドがけっこう近い」と横田はいう。すると肩の向きは少し左を向き、アウトサイド・インに振りやすくなる。右に曲げたくないときはヘッドを離して構え、左に曲げたくないときはヘッドを近づける。アドレスを変えるだけなら、明日のゴルフですぐに実践できそうだ。

■横田真一
よこた・しんいち/1972年生まれ。東京都出身。レギュラーツアーでは1997年の「全日空オープン」、2010年の「キヤノンオープン」で2勝を挙げた。40代のときには順天堂大学医学研究科修士課程を修了。現在はシニアツアーを主戦場に戦いながら、YouTuberとしても活躍している。

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●スイング博士のプロコーチ・奥島誠昭と、感覚派のプロゴルファー・横田真一が世界のトッププロのスイング談義を展開。関連記事の【世界のトッププロのインパクトタイプは3つに分類 アマチュアが真似しやすいのは?】では、松山英樹、ローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソンらを3つに分類している。

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