国内女子ツアー開幕戦で見事優勝を果たした佐久間朱莉。開幕戦で、実はバンカー打ちを繰り返していた姿が印象的だった。その真相をお伝えする。
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開幕戦の初日のスタートから3日目の8番までの44ホールを連続ボギーなしで回りツアー記録を達成した上に、見事優勝を果たした佐久間朱莉。際立っていたのは、リカバリー率1位88.89%を記録したパーを拾うアプローチの技術だった。
実は同大会のプロアマの日、佐久間の姿はバンカーにあった。3〜4ヤード先に向かって、ひたすらウェッジで打つ地味な練習を行っていた。その理由を本人に聞いてみた。
「結構アプローチの打点がバラバラなので、バンカーだとちゃんと当たらないと飛ばなかったりするんです。アプローチ練習の前にこれをやって、そのままショット練習をするとすごくいい感じになるので、取り入れました」
少しでも右肩が下がるとダフって、ボールは手前に落ちてしまう。バンカーでは通常ヘッドをダフらせて打つが、いかにクリーンに打てるかがポイントとなる。佐久間の師匠であり昨年末に他界したジャンボ尾崎も、片山晋呉に勧めるなど、芯に当てるためのバンカー練習を重視していた。
「ジャンボ邸にいるときから、この練習はよくしていました。このオフは特に重点的に取り組みました。オフはバンカーにこもっていました(笑)」
佐久間のゴルフには、ジャンボの教えが着実に根付いている。
■佐久間朱莉
さくま・しゅり/2002年生まれ、埼玉県出身。2020年のプロテストをトップ合格。25年4月に悲願の初優勝を達成すると、勢いそのままに今季4勝を挙げる活躍を見せて年間女王に。26年は開幕1番から44H連続ボギーなしの記録で優勝。大東建託所属。
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