宮里家の基本
右手人さし指を少し絞り込む
右手人さし指とグリップ圧が大切
こうすることでグリップ、シャフト、ヘッドが連動して動きやすくなり、よりイメージ通りのショットが打ちやすくなるからです。
そして、クラブとの一体感を生かすためにも、右手人さし指の形とともに重要なのがグリップ圧です。宮里流は35パーセントの力で握ることをオススメしています。もちろん、“ギュ”っと強く握りすぎるのはダメですが、弱すぎてもいけません。35パーセントぐらいのイメージで握るのが、ちょうどいいグリップ圧になるはずです。
強く握ってしまうと、スイング中の体の色々なところにリキミが出てしまい、スイング軌道はもちろん、距離感などのフィーリングにも悪影響があります。
右手人さし指で引き金を引く形
グリップ圧は強すぎず弱すぎず
【前回のおさらい】
指のツケ根で握りややフックグリップにする
そして、ややフックグリップで握ります。スクエアグリップにしてしまうと、力の弱いジュニアゴルファーは芝や地面の抵抗に負けてしまうことがあるからです。また、フックグリップの方がボールを捕まえやすくなります。
これで、宮里流グリップの作り方は終了です。自然にグリップできるようになるまで、繰り返し練習してみてください。
指のツケ根で握る
ややフックグリップにする
宮里家の長兄
みやざと・きよし/1977年生まれ、沖縄県出身。宮里3兄妹の長兄。父・優さんの教えを熟知しており、その理論をベースとしたジュニアレッスンには定評がある。今年は賞金シード復帰を目指し、チャレンジツアーを中心に戦う。ツアー通算1勝。フリー。