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宮里聖志ジュニアレッスン【1回目】 <br>グリップは指のツケ根で握ろう

宮里聖志ジュニアレッスン【1回目】 <br>グリップは指のツケ根で握ろう

今年も開催された宮里道場ジュニア合宿。多くのジュニアゴルファーが全国から集まるこのイベントで、講師を勤めた宮里聖志に“これからゴルフを始めるジュニアに伝えたいこと”を聞いた! お子様の指導に役立ててください。

配信日時:2017年8月31日 12時00分

宮里家の基本 
グリップは指のツケ根で握ろう

 まず、ゴルフを始めるうえで一番大切な「グリップ」について。間違ったグリップでゴルフを覚えてしまうと、アプローチの距離感やフィーリングに大きな悪影響が出てしまいます。

左右ともに指のツケ根で握る

 グリップで注意したいのは、手のヒラのどの部分で握るかです。左右ともに指のツケ根に合わせるのが正解。


 手が小さいジュニアは、手のヒラの中心で握ってしまいがちです。しかし、指先から離れた部分で握ってしまうと、ショット中のフィーリングが鈍感になってしまい、上達の妨げになってしまいます。必ず指のツケ根に添わせるようにグリップしてください。

正しいグリップ

指のツケ根に添わせるようにクラブをセット。握るというより引っかけるようなイメージ
指のツケ根に添わせるようにクラブをセット。握るというより引っかけるようなイメージ
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指のツケ根に添わせるようにクラブをセット。握るというより引っかけるようなイメージ

間違ったグリップ

手のヒラの真ん中で握るとフィーリングが鈍くなり、上達を妨げる
手のヒラの真ん中で握るとフィーリングが鈍くなり、上達を妨げる
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手のヒラの真ん中で握るとフィーリングが鈍くなり、上達を妨げる

力のないジュニアは少しフックグリップがいい

 握る位置の次に注意したいのが親指の向きです。宮里家では親指がシャフトの真上ではなく、少しフックグリップ(左親指が自分から見て少し右にズレた形)に握るようにしています。


 スクエアグリップにしてしまうと、力の弱いジュニアゴルファーだと芝や地面の抵抗に負けてしまうことがあるからです。また、フックグリップの方がボールを捕まえやすくなります。


 目安としては、親指と人さし指の間にできたラインが、左右ともに右肩方向に向けばいい形になっているといえるでしょう。

親指と人さし指でできたラインが右肩を指す

左親指が真上ではなく、少し右にズレた形で握る
右手も親指と人さし指の間にできたラインが右肩を向くように握る
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左親指が真上ではなく、少し右にズレた形で握る

スクエアグリップはNG

左親指がシャフトの真上に来てしまうと、芝や地面の抵抗に負けてしまう

左親指がシャフトの真上に来てしまうと、芝や地面の抵抗に負けてしまう

宮里家の長兄

宮里聖志

みやざと・きよし/1977年生まれ、沖縄県出身。宮里3兄妹の長兄。父・優さんの教えを熟知しており、その理論をベースとしたジュニアレッスンには定評がある。今年は賞金シード復帰を目指し、チャレンジツアーを中心に戦う。ツアー通算1勝。フリー。

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