目をつぶってゆるゆるグリップでクラブを持つ
フェースターンができない人はフェースをかぶせてグリップするのがオススメ。胸の前でヘッドの重心がシャフトの真上にくるようにフェースをかぶせてから、ヘッドを下ろして構えます。そうすれば、つかまるフックグリップの完成です。シャフトの真上に重心があるので、インパクトでフェースが開きにくくなります。
胸の前でフェースをかぶせるときは、スクエアグリップでOK。そのとき、目をつぶってゆるゆるグリップでクラブを持つと、フェースが自然と閉じます。アドレスするとフェースは左を向いていますが、グリップ自体はスクエア。フックグリップなのにスクエア?と思われるかもしれませんが、このアドレスから握り変えずにフェースをスクエアにすると…フックグリップになるんです。
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
まゆみ・のぶひと/ 75年生まれ。神奈川県出身。研修生を経て09年にUSGTF(United States Golf Teachers Federation)の資格を取得し、レッスン活動を開始。セルヒオ・ガルシアのダウンスイングの深いタメと、アダム・スコットの姿勢の良さが好き。現在は東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアを指導している。