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【第8回】ティショット&アプローチ 上手く当てる秘訣!

ショットの基本、パッティング、そしてクラブも揃った。後はコースデビューだけど、まだ分からないことが…。やっぱり困ったときはプロに聞くのが一番!賞金王を育てた芹澤信雄プロにティショットとアプローチのレッスンを受けにいった!

配信日時:2017年1月4日 15時00分

方向を決めたら“左向け左”!

狙う方向については、各ホールによって狙いどころというものがありますが、初心者の場合はど真ん中でかまいません。一番広いところに目標を置き、そこ真っ直ぐに狙っていきましょう。

「なるほど」

狙いが定まったら、ショットに入るわけですが、構えたら余計なことは考えないこと。バックスイングで背中を目標方向に向けたら、あとは“左向け左”です。 一気に左を向いて、フィニッシュで胸を目標方に向けるくらい振り切る。思いっきり振ったほうがミスは出にくくなるのです。

「ブン!ブン!(躊躇せずに思いっきり振る…、と)」
下の写真のように、しっかり胸が正面を向くぐらい振り切りましょう。その時は体が突っ込んだり、バランスを崩さないように注意。また体重が右に残ったままというのも、初心者にはありがちです。しっかり左への体重移動を行いましょう。
ティショットでは正しいボール位置で構えることと、思い切って振り切ることの2つが大切です。初めてコース、ティショットは特に緊張すると思いますが、この2点はぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね!

アプローチはPWだけでOK。左手首を固めてコツン!

「(続いてはアプローチのパートか…、練習場でウッド、アイアンを打ち込んで、家ではパター練習はしているけど、アプローチはほとんどしたことがないな…)」

さあ、次はアプローチのレッスンですが、はじめの内はピッチングウェッジ(PW)1本で打ちましょう。PWのアプローチショットならば。ほとんどの状況で使えるし、しかも寄る確率が高いからです。打ち方も簡単です。まず、左肩からヘッドが一直線になるように構えます。この状態から左手の角度を変えずにバックスイング。打つときも手首の角度を変えず、打った後も手首を返さないようにすればいいだけです。
アマチュアのミスは手首を使いすぎることによって生じます。下の4点の写真はいずれもダメな例ですが、手元が目標方向に寄りすぎてもNG。また手元が右側に寄ってもダメです。左2つの構え方では最初から手首を使わなくてはいけなくなります。手首は使わないことを意識しましょう。また打つときの注意点では、球を行方を追ってしまうのもミスの原因になります。
「(一番初めに練習場にいったときに習ったハーフスイングでのショットに似ているな。"左手首を固める"は重要なワードみたいだからしっかりと頭に残しておこう)」

最後に覚えておくと便利なことをお伝えします。PWのアプローチの場合、キャリーとランの割合はだいたい3対7。10ヤード打つときは3ヤード先を狙って打つ。そうすればピンまで転がって近づいてくれます。もちろん傾斜がある際は、それを考慮して打ってくださいね。
いかがでしたか?初めてコースに出る際、ティショットとアプローチに関しては以上のことを覚えておいてください。この基本を大事に、徐々に自分の引き出しを増やしてゴルフをエンジョイしてくださいね。

「芹澤プロ、ありがとうございました!これでコースデビューの不安もなくなりました」

続く。。。

次回は『いよいよコースデビュー!』

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