コーチ…芹澤信雄(せりざわ・のぶお)1959年生まれ。静岡県出身。レギュラーツアー通算5勝。「TEAM SERIZAWA」として藤田寛之、宮本勝昌らを率いる。女子プロでは西山ゆかり、木戸愛などらを指導。キャディとして西山を初優勝に導いた。
まずは正しいボール位置で構えること
さあ、レッスンを始めましょう。どんな初心者でも、そこそこドライバーが当たって、アプローチが寄ればスコアはまとまるものです。この回ではその2つが上手く打てるコツを勉強しましょう!
コースに出た時、初心者ほどボールを打つことばかりを気にしますが、ゴルフはボールを打つまでの準備がとても重要。構えるまでの動作=ルーティンを一定にすることでいいリズムが生まれるからです。
「(なるほど…ふむふむ、大事なのにルーティンっと)」
また、構えでは正しいボール位置で構えることが大事です。常にボール位置が同じになるように構えることで、いつも同じようなスイングができるからです。まずはティショットを成功させるためにも、このポイントを覚えましょう!
(2)ティアップしたらボールの後ろに立ち、目標を見ながら素振り。1回ビュンと振っておくことで体がほぐれる
(3)ボールの後方1〜2メートルの位置から目標方向を見て、打つ方向を決める。狙いは「大体あの辺」という程度でOK
(4)目標を定めたら、構えに入る。構えるまでの歩数、時間を一定にしておくとリズムが崩れにくく、ナイスショットが出やすい
そしてボールの前で構えたらここからがポイントです。
下の写真の流れで見てください。
(2)両足の間を1足分空けましょう。それから左足を1足分、左へ移動。だいたい左足のカカトにボールが来る感じにします。
(3)そして右足を移動させます。両足の間隔は自由ですが肩幅ぐらいを基準に考えましょう。
(4)これでアドレスが完成です。これができないと、いいショットは生まれませんよ!
「(練習場では、何回も打てるから、いい加減に打っていたけど、コースでは1回1回集中しないとダメなんだな〜)」