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90切るなら目安は36パット以内! パット名手が語る1.5mを一発で沈める3つのポイントとは?

スコア90を切るには18ホールで36パット以内が目安。昨シーズンの1ラウンド当たりの平均パットが、27.0490で1位に輝いたパットの名手、片岡尚之に1.5メートル以内を沈めるコツを聞いた。

配信日時:2024年5月26日 13時55分

短いショートパットでも胸の回転とヘッドの動きを同調させると、出球が安定する
胸を軸に背中を動かし、振り子運動をイメージする
左右の手でグリップを挟んで打つイメージを持つとパンチが入りにくい
片岡尚之はクロスハンドで握っている
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短いショートパットでも胸の回転とヘッドの動きを同調させると、出球が安定する (撮影:鈴木祥)

スコア90を切るには18ホールで36パット以内が目安となる。つまり、3パットをしないことが近道だ。それには、1.5メートル以内のショートパットは、できるだけ1パットで沈めたい。昨シーズンの1ラウンド当たりの平均パットが、27.0490で1位に輝いたパットの名手、片岡尚之に1.5メートル以内を沈めるコツを聞いた。



ショートパットで僕が一番大事にしているのは体幹で打つことです。ショートパットは打ち出しが命。手先で緩めたり、パンチを入れたりと余計な動きをしてしまうと、フェース面がブレて狙ったラインに打ち出せませんからね。

体幹で打つためには、胸とヘッドの動きを同調させるのがポイントとなります。胸を軸に背中を動かし、振り子運動をイメージすると体幹で打ちやすくなりますし、手先で調整することもなくなります。

片岡尚之の1.5メートルのストローク
片岡尚之の1.5メートルのストローク
片岡尚之の1.5メートルのストローク
片岡尚之の1.5メートルのストローク
片岡尚之の1.5メートルのストローク
片岡尚之の1.5メートルのストローク
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片岡尚之の1.5メートルのストローク (撮影:鈴木祥)

2つ目のポイントはダウンスイングでヘッドを減速させないこと。加速させるように打っていば、インパクトで緩んだりしません。

そして最後、3つ目のポイントはラインを浅めに読むこと。僕はカップの奥の壁に当てるくらい強めに打っています。カップの幅から外さないように浅めのラインで打てば、1.5メートルが入る確率が上がりますよ。

■片岡尚之
かたおか・なおゆき/1997年生まれ、北海道出身。東北福祉大4年生のときに(2019年)プロ宣言すると、わずか4戦目の21年「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」でツアー初優勝を挙げた。CS technologies所属。

パットの名手、片岡尚之がレッスン

パットの名手、片岡尚之がレッスン (撮影:鈴木祥)

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90切りを目指すアベレージゴルファーなら、上げるアプローチと転がすアプローチの最低2種類が打てればOK。関連記事の【90を切るアプローチは、SWの“ピッチショット”&PWの“ランニング”の2種類でいい】を読んで、やさしい上げ方と転がし方をマスターしよう。

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