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シン貧打爆裂レポート『RMX VD/X ドライバー』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年10月19日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『RMX VD/X ドライバー』は乱暴な表現ですが、とにかくフェースに当てればどうにかしてくれるドライバーです。また、ヘッドスピード40m/sぐらいだとシャフトのフレックスはSRで十分でバッチリでした。

寛容性の高さをやさしさと評価するとすれば、『RMX VD/X ドライバー』は満点に近い高得点。ただ、スライスを防止する機能をやさしさと評価するなら『RMX VD/X ドライバー』はあまり頼りにならない、ということになると思います。弾道はストレート系で、特別にドローがでやすいわけではないのです。

何と言っても飛距離性能が素晴らしいかったです。本当にしっかりと飛んでくれます。安定したボールです。狙った枠の中に、楽々と連続で入ってく感覚でした。

『RMX VD/X ドライバー』は打音がちょっと変わっています。音量も音質も“これはヤマハだ”と主張するような感じで目立ちます。これはマイナスにはならないと考えます。打音は静かに低めの音で、というのが主流になりつつありますが『RMX VD/X ドライバー』の打音は不快になるような音ではなく美しいからです。

真剣にゴルフをしているけれど、競技ゴルフに出るつもりなはいというゴルファーに『RMX VD/X ドライバー』をオススメします。『RMX VD/X ドライバー』は、競技ゴルフにハマっているゴルファーも使えますし、これから上手くなるのだと決意しいているゴルファーでも使えます。ただ『RMX VD/X ドライバー』は、真面目に取り込んでいるけど、良い意味で適当なゴルファーに合っていると勝手に思ったのです。

『RMX VD/X ドライバー』は、キャリーで飛ばすドライバーです。キャリーが欲しいゴルファー、こだわりがあるゴルファーにとって、唯一無二の1本なのです。

試打クラブスペック

『RMX VD/X ドライバー』

ヘッド素材 811チタン精密鍛造ボディ + カーボンクラウン
フェース素材 6-4チタンCNC精密加工フェース
ロフト 10.5度 (プラスマイナス2度調整可能)
ライ角 58度~61度
シャフト TENSEI TR (SR)
長さ 45.5インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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