強風が吹き荒れ混戦となったPGAツアー「バターフィールド・バミューダ選手権」。日曜日の最終ラウンドが風速超過で中止となり54ホール短縮競技となった今大会は、月曜朝のプレーオフを制したオースティン・スマザーマン(米国)が、前戦「ユタバンク選手権」に続く出場2連勝の快挙を達成した。
トータル16アンダーで並んだシーマス・パワー(アイルランド)とのプレーオフは、152ヤードのパー3(16番)を3周する熱戦に。両者ともに『Pro V1x』で挑んだ緊迫の戦いを、3ホール連続パーでまとめたスマザーマンが制した。
ボール契約を結ぶ米国アクシネット社は「強風の中、コントロールと正確さを存分に発揮したオースティン・スマザーマン(Pro V1x)は、延長ホールを制し、PGAツアー出場2試合で2勝目を挙げました」と報告。昨年初めに他社から切り替えて以来、不動のエースボールとして快進撃の土台を築いたとか。
今大会もタイトリストのボールは圧倒的な強さで使用率は75%(90名/2位の6倍強)。最終トップ10のうち9名が『Pro V1/V1x』で今年のPGAツアーのボール勝数も「29勝」に到達した。なお、ツアー検証中の次世代作を試す16名のうち、C・コナーズやT・ムーアが3位タイに入るなど、そのポテンシャルも見せつけた。
【今大会の上位陣の使用ボール】
1位:オースティン・スマザーマン(Pro V1x)
2位:シーマス・パワー(Pro V1x)
3位T:T・ムーア(NEW 2027 Pro V1)
3位T:C・コナーズ(NEW 2027 Pro V1x)
3位T:ベン・シルバーマン(Pro V1)
6位T:トム・ホギー(NEW 2027 Pro V1)
6位T:D・ウォーカー(NEW 2027 Pro V1)
6位T:C・ブランシェット(Pro V1x)
スマザーマンの2連勝を支えたクラブにも注目したい。かつてテーラーメイド中心だったセッティングは、現在タイトリストの『GT3』ドライバー(10°)や『T100』アイアン(4I〜9I)、ボーケイ『SM10』ウェッジが主力。3W(Qi10)とUT(SIM Max)には信頼のウッド系を残している。
そして、最大の勝因がパターになるだろう。スマザーマンは昇格前からL.A.B. GOLFとアンバサダー契約を結び『DF3』や『OZ.1i』を愛用してきたが、「SG:Putting」は160位と平均以下だった。ところが、この秋から変形六角マレットの新形状『VZN.1i』へ変更して18位➡20位➡18位と良化。アライメントと寛容性を高めたトルクフリーの新作がハマり、圧巻の2連勝を手繰り寄せた。米国L.A.B. GOLFも以下のように祝福している。
「オースティン・スマザーマン選手が2試合連続で優勝。VZN.1iに切り替えて以来、スマザーマン選手は11ラウンド連続で60台のスコアを記録し、パッティングで9.641ストロークのアドバンテージを獲得。VZN.1iで出場した3試合のうち2試合で優勝を果たしました。おめでとう、オースティン!」(米国L.A.B. GOLF)
【オースティン・スマザーマンの使用ギア】
1W:タイトリスト GT3(10.0° Project X HZRDUS Smoke Black RDX 60TX)
3W:テーラーメイド Qi10(15.0° TOUR AD IZ-7X)
UT:テーラーメイド SIM MAX(19.0° TOUR AD DI-HY)
4I~9I:タイトリスト T100(KBS TOUR 125 S+)
P,A,S,LW:ボーケイ SM10(46.10F, 50.08F, 54.12D,WW60L DG Tour Issue S400)
PT:L.A.B. GOLF VZN.1i(TPT 34.5㌅)
BALL:タイトリスト Pro V1x
