ALBA本誌の連載「植竹希望のゴルフオタクでごめんなさい」のスピンオフ企画「ギアマニアでごめんなさい」。今回は植竹のドライバーのこだわりについて話を聞いた。
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ドライバー選びのこだわりたくさんありますが、最重要ポイントは2つ。形状とフェース角です。まず、形状はややシャローフェースの丸顔が私の好み。ディープフェースだと、女子のヘッドスピードでは球が上がり切らないイメージが出てしまうんです。そして、フェースの向きは、「スクエアからオープンフェース」が絶対条件です。
その理由は球筋を打ち分けたいから。ゴルフスイングはイン・トゥ・イン軌道でヘッドが動くのが自然な形。そのためフェースは、ダウンスイングでは目標に対して開き、フォローでは閉じるのが基本です。フックフェースのクラブだと、右に打ち出してドロー回転をかけたい場面で左のミスが出やすくなります。このミスを避けようとフェースをスクエアに戻せば、手元が浮いたり、ハンドファーストが強くなってしまうのです。
スライサーやフェードヒッターは、「球がつかまるフックフェースのクラブが自分に合う」と思うかもしれません。しかし、もともと左を向いたクラブを使うと、無意識にフェースをスクエアに戻そうとして手元が体から離れ、手打ちスイングになってしまいます。
一年に数回しかラウンドしないなら、強制的に左に打ち出せるフックフェースでもいいと思う人もいるでしょう。しかし、上達したいならスクエアからオープンフェースのドライバーを選ぶべき! フックフェースを使い続けるとスイングが崩れるので気を付けてください。
ちなみに、アイアンは球がつかまるのにドライバーだけスライスする人は、ドライバーのフックフェースが原因かもしれません。ドライバーのスライスに悩んでいるなら、ご自身のクラブのフェース角をチェックしてみてください。
■解説 植竹希望
うえたけ・のぞみ/1998年生まれ、東京都出身。ツアー屈指の“スイングオタク”であり、“ギアマニア”でもある。ジュニア時代にアダム・スコットに「オンリーワンにならないと強くなれない」といわれ、独学でゴルフを学ぶようになった。22年「KKT杯 バンテリンレディス」でツアー初優勝。サーフビバレッジ所属
