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シン貧打爆裂レポート『BRM2 HF ウェッジ』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年9月6日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『BRM2 HF ウェッジ』は、アドレスビューがお見事です。ブリヂストンスポーツは、今までも丸形のシェイプで、グースさせているウェッジを何本も市場投入しています。その中でも新しい『BRM2 HF ウェッジ』は、最高に良いです。寄らないわけがない、と感じさせました。

2023年は、各メーカーのウェッジのトレンドは、少し丸形、微かなグースです。だからこそ、『BRM2 HF ウェッジ』は本命の余裕を感じさせます。個人的に、最もシビれたのは、ヘッドの大きさです。チタンコアを入れた理由は、サイズだったのでは、と考えてしまうほど、ボールにセットするとヘッドが小さく見えて素晴らしいです。

グースしているウェッジで癖がないものを探しているゴルファーに『BRM2 HF ウェッジ』をオススメします。機能的な部分で我慢することなく、コストパフォーマンスが良いウェッジが欲しいゴルファーにも『BRM2 HF ウェッジ』はオススメです。

スピンがかかるウェッジが欲しいゴルファーにも『BRM2 HF ウェッジ』は打って欲しいです。

注意が必要なのは、48度はちょっと癖があることです。フルショット用で、『HF』のアイアンとの繋がりを考えているのだと思います。50度は別物で、応用も効きます。

絶賛しているのは56度の『BRM2 HF ウェッジ』です。
ソールのグライドやバウンスの効き具合などから、58度よりも56度のほうがスピンが自動で強くかかると思われます。

過去に高評価したブリヂストンスポーツのウェッジはありましたが、自分で使ってみたい、バッグに入れたらスコアが良くなるだろうなぁ、と考えたウェッジは『BRM2 HF ウェッジ』が、初めてでした。

昔のウェッジのほうが良かった、と嘆いているオールドゴルファーを助けてくれる可能性も感じましたし、グースしているウェッジのメリットを知らない若いゴルファーが、急にアプローチが上手くなったりする可能性を感じました『BRM2 HF ウェッジ』は、色々な蓄積と最新科学が融合して、意図しない凄いものが誕生してしまったという物語を感じさせます。

「あのウェッジは、名器だったよね」と語り合う未来が来ることは、『BRM2 HF ウェッジ』を打たなければわからないのです。

試打クラブスペック

『BRM2 ウェッジ』

ヘッド素材 軟鉄(S20C)+純チタン
ロフト 48度、50度、58度 ※他に、52度、58度もあり
バンス角 8度/48度、10度/50度、12度/56度
ライ角 63.5度
シャフト N.S.PRO 850GH neo (S)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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