12月の中古クラブランキング・パター部門は、先月と同じ顔ぶれだが順位が変化。なんと2000年発売のオデッセイ『ホワイトホット』が1位を獲得した。各モデルの人気の理由や気になる価格など、現在のトレンドをゴルフパートナー藤沢長後店の店長を務める島田辰也店長とチェックしていこう。
往年の名器が中古市場で再燃している。オデッセイから2000年に発売され、一世を風靡したホワイトホットシーリズのなかでも中心的モデルだった『#5』が、12月のランキングで1位を獲得。中古の平均販売価格は8,000円で、「全店1本あるかないか程度の在庫量は常にあります」と島田店長。爆発的に売れたモデルだけに、発売から25年が経った今でも中古市場で取引され続けている。
フェースバランスでヘッドが大き過ぎないのが『#5』の特徴で、直線的なストロークがしやすく高い操作性も備えている。パットの名手・谷口徹が長年愛用しているのもこのモデルだ。少しニッチな話になるが、このモデルには通称「ツードット」と言われるモデルが存在し、高値で取引されている。
島田店長は、「製造ラインが違うもので座りが良い、打感がいいと人気になったモデル。最近、当店でも買い取りを行い店頭販売価格は15,000円。今後も一定の人気は続くと思います」と、珍しいモデルが入荷したと話す。気になる人は早めにチェックした方がよさそうだ。
今年ブレイクした“ゼロトルク”が2位と3位に入り、中古市場でも勢いを感じさせる。2位のテーラーメイドの2025年モデル『Spider ZT STANDARD』は、品薄状態が続いている人気商品で、「店頭に並んでも、すぐに売れていきます」と島田店長。中古の平均販売価格は51,000円。続いて3位の2024年発売のオデッセイ『Ai-ONE SQUARE 2 SQUARE JAILBIRD』は、人気の高いツノ型をベースにしたヘッドで中古の平均販売価格は30,000円だ。
島田店長は、「はじめてゼロトルクを打つと、その違いに驚く方が多いです。特殊なパターですが、その違和感をなくそうと各モデルには工夫がなされているので、ぜひ店頭で試してみてほしいです」と話す。旧モデルから最新モデルまで、全てが揃っているのが中古ショップの魅力のひとつ。何が自分に合うのか、先入観を持たず試せば唯一無二の相棒が見つかるかもしれない。
【2025年12月の中古クラブランキング(パター編)】
1位 オデッセイ WHITE HOT #5(2000)
2位 テーラーメイド Spider ZT STANDARD
3位 オデッセイ Ai-ONE SQUARE 2 SQUARE JAILBIRD
※ゴルフパートナーの12月の統計
■解説
ゴルフパートナー藤沢長後店 島田辰也店長
しまだ・たつや/ゴルフパートナー独自の社内認定制度「中古クラブアドバイザー」は、クラブの価値を正しく見極め最適な提案をするエキスパート。欲しいクラブがあれば「まずは相談してみて」と、予算に応じてベストなクラブを見つけてくれる。
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