今秋冬シーズンは外ブラ以外にも国内メーカーの前評判も上々だ。30本の最新ドライバーをツアープロ市原建彦が、徹底試打。ドライバー売り上げトップ5のモデルがなぜ売れるかを調査した。
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ドライバー売り上げトップ10のモデルは以下の通りとなっている。市原が売れている要因を分析してみた。
『ドライバー売り上げトップ5』※6~9位のモデルも紹介
【1位 ダンロップ:ゼクシオ14】
新フェースで大幅に初速アップ
「ゼクシオらしい軽さと振りやすさは継承しつつ、20年近く続いた人気・実績もあるフェース素材を変えたことで、今までのゼクシオになかった初速と飛距離が出ました」
【2位 ダンロップ:ゼクシオ 14+】
スピンを抑えて、叩けるヘッドに
「総重量が300グラムあり、『ゼクシオ14』よりも300回転以上もスピン量を抑えているので、叩けるヘッドになっています。操作性の良さも感じました」
【3位 ピン:G440 MAX】
高MOIなのに振りやすい
「『G440 MAX』と言えば高MOI系の主役ですが、ミスに強いのはもちろん前作よりも振りやすい。『G410プラス』に近い操作性でした」
【4位 ピン:G440 LST 】
ロースピンなのに打球が上がる
「難しいロースピン系ではなく、打ち出し角が高くてつかまりがあるので、アスリート系としてはやさしいドライバー。HS43m/sあれば使えます」
【5位 キャロウェイ:ELYTE MINI 】
『ELYTE』はミニも飛ぶ!
「初速が速い『ELYTE』はミニドライバーもボールスピードが速い。43.5インチだけどミート率が高いので普通のドライバー以上に飛ぶ可能性大!」
【6位 タイトリスト:GT2】
こんなに飛ぶタイトリストは初!
「タイトリストらしい操作性、打感、形状のバランスは継承しながら、『GT2』はとにかく飛ぶ!この飛距離は今までのタイトリストにはなかった」
【8位 テーラーメイド:R7 クアッドミニ】
打感がイイ!前作よりやさしい
「今までのテーラーメイドのミニドライバーより打球が上がってくれてやさしい。直ドラでも問題ない。チタンフェースの打感が最高でした!」
【9位 タイトリスト:GT3】
アスリート系の王道が進化
「打感、弾道、形状などアスリートドライバーの王道であり、前作から寛容性、スピードが上がって進化!プロ使用率が高い理由がわかります」
ある程度モデルを選んだら実際に試打して、ピッタリモデルを選ぶ参考にしてほしい。
【試打ドライバーリスト】
【高MOI系】
ピン:G440 MAX
テーラーメイド:Qi35 MAX
ブリヂストン:BX2 HT
本間ゴルフ:TW777 MAX
ヤマハ:RMX DD-2
フォーティーン:DX-003
【軽量系】
ダンロップ:ゼクシオ 14
テーラーメイド:Qi35 MAX LITE
キャロウェイ:ELYTE MAX FAST
タイトリスト:GT1
プロギア:RS スピード
ミズノ:ST-MAX 230 LITE
【バランス系】
ダンロップ:ゼクシオ 14+
本間ゴルフ:TW777
ブリヂストン:BX1 ST
キャロウェイ:ELYTE
タイトリスト:GT2
フォーティーン:DX-001
【アスリート系】
ピン:G440 LST
テーラーメイド:Qi35 LS
テーラーメイド:Qi35
キャロウェイ:ELYTE ♦♦♦
ブリヂストン:BX1 LS
ヤマハ:RMX DD-1
タイトリスト:GT3
グローブライド:オノフKURO
コブラ:DS ADAPT X
【ミニドライバー】
本間ゴルフ:TW777 360 Ti
テーラーメイド:r7クアッドミニ
キャロウェイ:ELYTE ミニ
■試打/解説 市原建彦
いちはら・たつひこ/ 1978年生まれ、神奈川県出身。1996年に世界ジュニアで優勝して、翌年プロ転向。2006年の「アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン」で初優勝。
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