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なんじゃこれ!? 森田理香子も使用する高級素材『GSS』のウェッジ ヘッド単体なんと14万円‼

パターの素材として知られるGSS(ジャーマンステンレススチール)。この高級素材を使ったパターは多く存在するが、女子ツアーでGSSを使用したウェッジを激写。その詳細をレポートしたい。

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ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年4月2日 19時00分

『ARゴルフ』が開発したのは、『316L フルミルドウェッジ』
『ARゴルフ』が開発したのは、『316L フルミルドウェッジ』 (撮影:鈴木祥)

パターの素材として知られるGSS(ジャーマンステンレススチール)。この高級素材を使ったパターは多く存在するが、女子ツアーでGSSを使用したウェッジを激写。その詳細をレポートしたい。

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パターなどで知られる『ARゴルフ』が開発したのは、『316L フルミルドウェッジ』だ。なんと3kgのブロックから6時間かけて削り出すというから驚きだ。

「通常、ウェッジは軟鉄などの素材で作られるのが一般的です。しかし、このウェッジは全く異なります。約3kgのGSSのブロックから、1個ずつ削り出して作られるのです。ヘッド重量は約300gですから、そのほとんどを削り落としていくことになります。1個のヘッドを削り出すのに、およそ6時間もかかります。マシンでデザイン通りに削り出していく、すべてが一体成形のウェッジです。GSSのソリッドな打感を好む人にぜひ使ってもらいたいです」(ARゴルフ・レップ)

打感というのは、素材はもちろん、溝の切り方など、さまざまな要素で決まる。軟鉄であれば柔らかい打感になり、GSSは本来、しっかりとしたソリッドな打感が特徴だ。

「パターでも、手応えがあり、音も高めのソリッドな打感を持つものが多いと思います。このウェッジも、GSSらしいしっかりとした芯を感じられる打感ですが、溝の切り方を工夫することで、ソリッドな感覚を少し軽減させ、マイルドさも両立させています」(ARゴルフ・レップ)

同社が使用しているGSSは、一般的なものとは一線を画す。市場で一般的にGSSと呼ばれる素材は「303」という規格のものが多いが、それよりも高級な素材が「304」。同社はその上の「316」という素材を使用している。

「GSSの中には、リンや硫黄、カーボンなどを混ぜて作られるものもありますが、私たちのGSSはカーボンレス。つまり、そういったものが一切入っていない生のGSSです。その純粋さが、このウェッジの性能を支えています」(ARゴルフ・レップ)

この素材のヘッドで一番いい点は、フェースの溝があまり削れないことだという。

「このウェッジが持つ最大のメリットは、削れないこと、つまり溝がすり減らないことです。軟鉄製のウェッジは、どうしても錆びたり、消耗が激しかったりします。そのため、プロゴルファーの中には3か月に1回というハイペースで交換する選手もいます。しかし、このウェッジはステンレスですから錆びませんし、素材の特性上、溝がほとんどすり減らないのです」(ARゴルフ・レップ)

ステンレスのような硬い素材を精密に削ることは、非常に高い技術を要する。『ARゴルフ』は、もともと飛行機の部品などを製造している会社。そのため、こうした素材を巧みに削る技術を持っているからこそ、このウェッジを作ることができたのだ。

「現在のヘッド価格は14万円。これは、まだ1個ずつ手作業のように作っているためで、将来的に大量生産が可能になれば、もう少し価格を抑えることができると考えています。実は弊社のパターを使用している森田理香子プロが使っています。昨年から実戦で使用しています」

一度我々・アマチュアでも打ってみたい高級ウェッジだ。

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