最近のウェッジはソールグラインドの種類が豊富で選択肢が多い反面、どれを選べばいいのか分かりづらい部分もある。そこで、最新42モデルのウェッジをプロゴルファーの海老原秀聡が試打をして、ソールグラインドに基づきタイプ別に分類。スピン性能や各種機能を評価した上で、自分に合ったモデルの選び方を解説してもらった。
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ウェッジのソール形状が多様化していて、どれを選べばいいか分からないという人も多いでしょう。今回は、ソール後方のトレーリングエッジ全体が削り落とされることで、バンス角が小さくなっている【シャロー】タイプのウェッジ9モデルを紹介したいと思います。
【シャロー】タイプは、フェースを開きやすく、緩やかな入射角で打つことで意図的にスピンをかけやすくなっています。ボール位置が真ん中よりも左で、シャローな入射角でバンスをあまり当てずに打ちたいという人にオススメです。同じ【シャロー】タイプでも、特徴は異なるので、ウェッジ選びの参考にしてみてくださいね。
【1】タイトリスト『ボーケイ SM11 Mグラインド』
操作性が高く、トレーリングエッジ側のバンスが小さく、フェースを開いてスピンをかけやすいが、「T」より少しバンスが利いている
【2】タイトリスト『ボーケイ SM11 Tグラインド』
開いても刃が浮かずボールの下に差し込んでいける。操作性が非常に高くスピンをかけやすいが、バンス効果はほとんどなくミスにシビア
【3】キャロウェイ『OPUS SP Tグラインド』
ヘッドが小さく出っ刃で逃げ顔。トレーリングエッジが削り落とされていてフェースを開きやすく、シャローに入れて強いスピンをかけやすい
【4】キャロウェイ『OPUS SP Cグラインド』
開いても刃が浮かず球を上げやすそうだが、鋭角に入ると刺さる。フェースを開いてできるだけシャローな入射角で使いたいソール
【5】ダンロップ『クリーブランド RTZ2 Lowグラインド』
顔はオーソドックス。開きやすく払い打ちに適しているが、面取りの効果で刺さりにくさがある。打感がとてもソフトで心地いい
【6】ピン『s259 Tグラインド』
ややアップライトに見えてつかまりのよさそうな顔だが、ソールするとペタッときれいに座って球をきれいに拾いやすく、球を上げやすい
【7】テーラーメイド『MG5 LBグラインド』
比較的ローバンスだが三段削りになっていて座りがよく、刺さりにくさもあって扱いやすい。フェースが開きやすく、スピンもかかる
【8】コブラ『キングウェッジ Tグラインド』
フェースを開きやすいが開いても球が右に逃げにくく、つかまえてスピンをかけやすい。高い操作性があるが扱うには技術が必要なウェッジ
【9】本間ゴルフ『HONMA WEDGE Cグラインド』
ノーメッキで打感がソフト。バンスがとても小さく、座りがよくて開きやすい。スピンをかける打ち方がしやすいが、油断すると刺さる
■試打・解説
海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ。繊細な感覚を言語化できる試打巧者。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスンを行う
