今週、フジクラがメディア向けの新製品発表&試打会を都内で開催。『NX BLACK』の後継となる先中調子の『SPEEDER NX WHITE』を打つことができたので、レポートしていきたい。まずは、HS45~47m/sのハイストレートが持ち球で、三菱ケミカルの中元調子『Diamana DF 60X』ユーザーの編集Sの感想から。
「最初に『NX BLACK』の60Sや60Xから打ち始めて結構チーピンのような球も出ていたのですが、感じたのはやっぱり自分は手元がしなる方が得意で、手元が硬いのは苦手だなと。『NX WHITE』の60Sに持ち替えても同じ感想で、手元しっかりがやっぱり合わないなと。その後50Sや60Xに替えても合わず、『Qi4D』との相性が合わないのかなぁとも想像したのですが、最後に50Xを試すと急に打ちやすくなりました。
『NX BLACK』で出たチーピンも皆無で、強いフェードで凄く初速が出るというか、普段トラックマンで66~67m/sなのに、69.3m/sが何球も出て驚きで確かに当たり負けが少ない感じがしました。ただ、『NX BLACK』で出たチーピンやフックの類が、同じ先中調子なのに『NX WHITE』の50Xだと全く出なかったのが不思議。『Qi4D』でスピン3000強だったので『Qi4D LS』にすると尚の事よかったです」(編集S)
次は、『ベンタスTRブルー 7X』ユーザーで、HS48~50m/sのハイフェーダーの記者Uだ。こちらも『Qi4D』を選んで打ち始めたが、60Xや70Sで少しスピン量が多すぎる傾向に。70Xでも少しスピンが多めだったがフェードオンリーでかなりの高弾道になり、キャリーを伸ばせたという。
「スピン量は多めに出またけど初速が速かったですし、当たり負けは少ないなと。意外だったのは、先中調子と聞いて警戒していた【左がこなかった】こと。手元側の広範囲がしっかりで動かないので、普段のカットパスが少し強調される感じはして、インパクトでもフェースが真っすぐで上を向いてそのまま抜ける感じの挙動でつかまりは控えめの結果でした。球が上がりづらく、左のミスを嫌がる人も意外に合うかもしれないです」(記者U)
次は、『24ベンタスレッド 5R』ユーザーで、HS39~41m/sのハイストレートが持ち球の営業K。こちらも左を警戒していたようだが、『NX WHITE』の50SRと60SRを打ってフェード系の球が良く出たことに少し驚いていた。
「ブラックの時は左に行く球が出たので、先中調子はやはりつかまるのかなと思っていましたが、今回はフェード系の球が良く出たのは意外でした。ただ、普段使っている『G410 LST』の10.5度よりヘッドがハードなせいかも…とは想像しました。手元が極端に硬いとか先が走るとか、正直、細部までは自分の実力ではよく分かりませんでしたが、軽快な振り心地で安定したフェードが打ちやすかったです」(営業K)
最後に、『24ベンタスブラック 6S』ユーザーで、HS46~48m/sのローフェーダーの記者。最初に『NX BLACK』の60Sから打ち始めて強烈なローフックから始まったが、『NX WHITE』の60Sは「シャフト全体の張りというかピンシャキ感がかなり似ている」と感じた。ただ、同じ先中調子とはいえ、最後のつかまりの部分は『NX BLACK』より遥かに素直で、急激につかまるチーピン系は皆無だった。
手元から中間までの広範囲が動かないため、普段のカットパスが1~1.5度ほど余計に強調される印象だったが、そこに気をつけてややクローズに構えるとつかまったドローも打てた。ただ、【自分のフレックス60Sや50Xだと手元側のしっかり感に反応して力みと打ち急ぎからつかまらない】と判断し、50Sに落としてゆったり振るとコレがビンゴ。間を取って振ると、ムチのようにしなってインパクトで心地よく走って球を持ち上げてくれた。(編集部M・K)
