今年1年を振り返ると、ドライバー部門はピンの『G440シリーズ』が売り上げNo.1を記録し続けた。しかし、11月22日に『ゼクシオ14シリーズ』が発売されると3週連続で1位。今週はトップ3を『ゼクシオ14』が独占した。『ゼクシオ14』の勢いについてPGAツアースーパーストア千葉浜野店の大野木翔さんに話を聞いた。
「特に発売前や発売初週は『ゼクシオ14』の勢いがすごくて、現時点では前作より売れています。『ゼクシオ14』は今までのゼクシオシリーズを継承したやさしさがありながら飛距離性能が高くなった。試打コーナーで計測すると明らかに数字が良くなっています」
ただし、『G440シリーズ』も人気が衰えたわけではない。
「ピンはアベレージゴルファーからアスリートまで幅広いゴルファーから人気があります。フィッティングで複数のシャフトバリエーションを選べる魅力が大きい。純正シャフトはもちろん、『ツアークロム』などのカスタムシャフトも評価が高いです」
ドライバー部門のトップ10には『ゼクシオ14シリーズ』と『G440シリーズ』が3モデルずつランクイン。12月は発売直後の『ゼクシオ14』に勢いがあったが、来年はツアーではすでに支給されていた『G440 K』が発売すると思われる。
早速使用した森山友貴は、「10Kみたい。やっぱりヘッドが大きくてやさしいので、ボク的には気持ちよく打っていけます。『G440 LST』より後ろが長くて大きいのにスピン量も抑えられていて、吹けることもないし音もいいので」と絶賛していた。
今後『G440シリーズ』が再び盛り返す可能性も十分にあるだろう。
【ドライバー売り上げランキング トップ3】
1位 ダンロップ ゼクシオ14
2位 ダンロップ ゼクシオ14レディス
3位 ダンロップ ゼクシオ14+
※データ提供:矢野経済研究所、12月1日~12月7日のデータ
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