<Norton Next Generation Tournament(1日競技)◇26日◇成田ゴルフ倶楽部(千葉)◇6,453ヤード・パー72>
始めよければ終わりよし、終わり良ければすべてよし――。そんな慣用句の通りに行かないのがゴルフのスコア。先週の第6戦を制した倉林夏はスタートの1番、前半ラストの9番、後半出だしの10番、最終18番をすべてバーディとしながらも、1オーバーの30位タイでツアー史上4人目の2連勝はならなかった。それでも、好調は持続しており「先週で出し切っちゃったみたいです」と苦笑い。地元開催となる第8戦での巻き返しを誓った。
「先週みたいにビタビタではなくても、チャンスは作れていたんですけどね。蹴られたり、あとひと筋とかでなかなか決まりませんでした」。倉林は手応えと反する結果に首を傾げた。この日2つ目のボギーを叩いた5番パー4では落ちてくるはずのティショットが傾斜の途中で止まった。「左へのミスショットではあるんですけど、そこで止まる?って感じで。2打目は立つのも大変でした」。
距離的にはイーグルも狙える17番パー5はまさかのダブルボギーを喫した。2オンを狙った一打は入ってもいいと想定していたグリーン左のバンカーへ。「そこが思いのほか硬くてホームラン。次は反対のバンカーから左足が中、右足が外の状況で、しかも高い壁を越えなくちゃいけなくて…」とトラブル続きだった。
それでも、感触はいいだけに表情は明るい。「今年、1Wを『クアンタムトリプルダイヤ』に変えて、最初はボールが上がりづらく感じていたんですけど、慣れてきたのと、暖かくなって振れてきたのとで、いい感じになってきました。ボールもキャロウェイなので相性もいいんだと思います」。
ボールは昨年から「クロムツアー」を使用しており、モデルチェンジと同時に新しいモデルにスイッチした。「弾くんじゃなくて、多少ボールにいてほしいタイプなのでクロムツアーを選んでいます。吹け上がらずに前に飛んでくれるし、安心して使っていますね」。新モデルの進化はショートアイアンのスピン性能に感じている。「ウエッジは当然ですけど、130ヤードとか、8番アイアン、9番アイアンの距離でもトントトンぐらいで止まってくれることが多いです」と擬音交じりに説明した。
第8戦(6月8日)は箱根での開催。倉林の地元・横須賀とは遠く離れているが、同じ神奈川県だ。「今年のネクヒロで神奈川の試合は2試合だけなんで、正直、地元感はないですけど、頑張らなきゃいけないなと思っています」。神奈川の東の端から西の端へ、2週後も好調をキープしたまま、箱根に乗り込む。