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世界トップランカーが相次ぐ乱調で「波乱の初日」 笹生優花のグリーン上の粘りにあっぱれ【石井忍の目】

海外メジャー第2戦「全米女子オープン」は初日が終了した。大会を中継するBS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)で解説を務めた石井忍に第1ラウンドを振り返ってもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年5月31日 15時00分

■波乱の初日に、粘りの笹生優花

ネリーはキャリアワーストタイの「80」でホールアウト。世界ランキング1位でここまで8戦6勝の“無双状態”を築いていたが、ランカスターの罠にはハマった。それはネリーだけではなく、今季ポイントランキング上位者にも当てはまる。今季2勝でランク2位のハナ・グリーン(オーストラリア)と同4位のマヤ・スターク(スウェーデン)は6オーバー・96位。リディア・コ(ニュージーランド)とブルック・ヘンダーソン(カナダ)はネリーと同じく137位に沈んだ。

ポイントランクトップ5が大苦戦。石井氏も「それだけ難しいということです。波乱の初日になりましたね」と驚きを隠せない。

そのなかで、2アンダーの単独首位発進を決めたのが笹生。2021年覇者が圧巻のプレーを見せた。5つのバーディを奪ったアグレッシブなプレーはもちろんだが、それを生み出した「粘り」を称賛する。首位タイで折り返した直後の10番から2.3メートル、4メートル、4.5メートルのパーパットを決め続けた。「渋いパーパットを決めて、ガマンして、そして連続バーディ。典型的ないい流れのつかみ方をしていました」。パーを重ねると15番からは連続の“ご褒美”があった。「さすがメジャーチャンピオンですね」と脱帽する。

とくに、パッティングが好調だった。パット数は27回で、ストローク・ゲインド・パッティング(パッティングのスコア貢献度)は『+6.01』で全体1位。「昨年の途中からパターをマレット型に替えました。その良さも際立っていましたね。2勝目が来ないというもどかしさもありながら、いいプレーでした」と、引き続きグリーン上のパフォーマンスに注目していく。

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