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勝みなみは死闘POも初優勝ならず 世界ランク1位の勝者を称える「すごくいいゴルフだった」

勝みなみはプレーオフで惜敗。勝者を称えた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年10月13日 08時00分

<ビュイックLPGA上海 最終日◇12日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6703ヤード・パー72>

世界ランキング1位の猛追はすさまじかった。2打リードの単独首位で迎えた最終日に7バーディ・ボギーなしの「65」をマークした勝みなみだったが、終盤に3連続バーディ+イーグルを奪ったジーノ・ティティクル(タイ)に並ばれ、勝負の行方はプレーオフにもつれ込んだ。

〈写真〉勝みなみが曲がらない理由「オタ芸シャドー」って…一体なに?

18番で行われたプレーオフ2ホール目は、ティティクルのティショットが池に入った。だが、処置後のラフからの3打目を60センチにつけてパーをセーブ。勝はパーオンを続けるも、バーディパットがなかなかカップに沈まなかった。

死闘は5ホール目まで続いた。舞台は10番で、正規ラウンドでは勝がバーディを獲ったホール。だが、勝は手前に外すと、ティティクルが80センチにつけてバーディ。長かった一日に、決着がついた。

大会を中継するWOWOWのインタビューでは、「ショットとパットでチャンスはいっぱいあったけれど、入れられなかったのが負けた原因。(自分も)かなりいいゴルフをしていたと思うけれど、ジーノの方がすごくいいゴルフをしていた」と勝者を称えた。

先週の「ロッテ選手権」に続き、2週連続での最終日最終組入り。ティティクル、そして世界ランク4位で通算11勝のミンジー・リー(オーストラリア)と回った。「最終組で回ったランキングトップの選手は、チャンスの時に入れてきたり、ボギーを打った後もリカバリーするのが早いと思った。そこは見習いたい」。

初優勝は目前にある。「アメリカに来て初めてプレーオフして、まだまだ自分の弱さを痛感した。伸びしろがあるなと感じた。これからもっと強くなれるように頑張りたい」。悔しさと自信を胸に、次戦へと向かっていく。

大会に出場した吉田優利、山下美夢有、竹田麗央、馬場咲希は勝のプレーを最後まで見守った。一人ひとりに「ありがとう」と声をかけて、感謝のハグ。これで2試合連続のトップ3入りと好調。「チャンスをつかんでいきたい」と、言葉に力を込めた。

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