<KPMG全米女子プロ選手権 初日◇25日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>
「落ち着いたゴルフが比較的できたかなと思います」。そうやわらかな表情で振り返った古江彩佳は、日本勢トップとなる3アンダーの8位タイで初日をスタートした。
先週の「マイヤーLPGAクラシック」の出場を開幕直前に取りやめ、1週間空けてメジャーを迎えた。メジャー前だからといって試合をスキップすることは少なく、これまで試合に出続けながら感覚をつかんできたタイプ。それだけに今回の欠場はリフレッシュにはなった一方で、「心配の部分はあった」と多少なりの不安も抱えていた。
「安心はしていない」。そう戒める一方で、蓋を開けてみれば4バーディ・1ボギーの「68」。スタートの1番で約7メートルのバーディパットを沈め、4番のボギーで振り出しに戻ったものの、9番では約17メートルのロングパットをねじ込んで再びアンダーパーへ。後半も約5メートルのバーディパットを2回沈めた。
パーオン率は66.6%(12/18)だったが、数値以上に「ほとんどいいショットができた」と手ごたえを得た。また、約2メートルの微妙な距離のパーパットも沈め続け、「うまくカバーできたので、リズムよくできた」とグリーン上でも充実感をにじませた。
首位のユン・イナ(韓国)は9アンダーまで伸ばし、その差は6打。「やれているショット、パッティングはよかったので、ミスショットが出たところを振り返って、できるだけ小さくできるようにしたい」と、2日目を見据えた。(文・齊藤啓介)
