ミズホ・アメリカズオープン
自由の女神は「絶妙に曇り…」 西村優菜が“好き”なコースで求めるショット力
米国女子ツアーの「ミズホ・アメリカズオープン」がまもなく開幕する。西村優菜は自由の女神を見ながらの通勤にテンションアップ。
配信日時: 2024年5月15日 03時30分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -14 | ネリー・コルダ |
2 | -13 | ハナ・グリーン |
3 | -10 | アリヤ・ジュタヌガーン |
3 | -10 | ガブリエラ・ラッフルズ |
3 | -10 | ジェニファー・カプチョ |
3 | -10 | シャネッティ・ワナセン |
7 | -9 | ビアンカ・パグダンカナン |
7 | -9 | アタヤ・ティティクル |
7 | -9 | 古江 彩佳 |
7 | -9 | 西村 優菜 |
<ミズホ・アメリカズオープン 事前情報◇14日◇リバティ・ナショナルGC(ニュージャージー州)◇6675ヤード・パー72>
オフィシャルホテルがあるマンハッタンからリバティ・ナショナルGCまで、選手は船で出勤する。およそ片道25分の“航海”では観光船さながら、『自由の女神』の目の前を通る。西村優菜は「この2日間、絶妙に曇りなんですよね(笑)。船で上に上がったらきれいに撮れるけれど、曇っちゃった」と言って笑ったが、ニューヨークの市街地からかなり近いコースでプレーできることは楽しい。
「去年回ったなかでも上位なくらい好きなコース。景色がいいというだけなんですけど(笑)」。ルーキーイヤーで米女子ツアーを一周し、とりわけ思い出に残る地に戻ってきた。昨年はトータル1オーバー・31位タイ。「難しい印象はある。去年よりもグリーンがやわらかくてスピードも出ていないので、スコアが出てくるセッティングじゃないかな。雨の影響もあるかも」。月曜日から2日間でハーフずつを確認し、15日(水)にはプロアマでアウト9ホールを回る。
一時帰国して出場した日本ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」からショットの不調を感じ、その原因を模索する時間は続いている。「しっくりきたのはないし、まだ不安はあるんですけど…」と正直な気持ちを吐露する一方で、「この2日間、いい練習はできていると思います。“これでいってみよう”みたいなのはあります」と兆しもある。
決勝ラウンドでは全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)との連携でプロ2人に対してジュニア1人が同組でプレーする。「すごく面白い。わたしはプロとしてここにいるけれど、ジュニアの子たちからしたら、LPGAでトップの選手とプレーできるのってすごくいい機会。いい大会だなと思う」。そのためにも、予選通過はマストだ。
「グリーンもタフで傾斜があるし、極端に小さいところもある。ショットが大事になる」とスコアメイクにはショット力がカギを握る。開幕まで残り1日。ショットの修正にフォーカスを当てながら、「景色を楽しめる余裕があるといいな」と最高のロケーション、最高のコースで4日間戦い抜くことを目指す。(文・笠井あかり)
この記事のタグ
関連記事
ミズホ・アメリカズオープン
ミズホ・アメリカズオープンのニュース
- 「何をやっていたかわからない」 渋野日向子が振り返る“苦悩”の前半戦
- ネリー・コルダが強すぎる 米国人では32年ぶりのシーズン6勝「ジェットコースターのような苦労が報われる」
- 「ミズホ・アメリカズオープン」最終日のハイライト【動画】
- ミズホ・アメリカズオープン最終日 古江彩佳のハイライト【動画】
- 「100%の状態でUSオープンに」 畑岡奈紗はクラブ調整も見据えるオープンウィークへ