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同組二人のバーディ合戦についていけず 流れ逃した古江彩佳はまたしても最終日に悔い「気持ちを切り替えたい」

1打差の逆転をねらった古江彩佳は、最終日にスコアを落として後退。ツアー2勝目とはならなかった。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月19日 07時06分

<マイヤーLPGAクラシック 最終日◇18日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>

古江彩佳の米ツアー2勝目はお預けとなった。1打差の2位タイから追い上げを目指したが、「前半はまではよかったですが、うまくバーディパットが入ってくれなくて、パターで苦しんだと思います」とグリーン上で苦戦。1バーディ・2ボギーの「73」とひとつ落とし、トータル13アンダーの13位タイで4日間を終えた。

すこしだけ重くなったグリーンに対応しきれなかった。そこに気づいて修正を図りながらやっていったが、最後までバーディ列車に乗ることはできなかった。優勝したレオナ・マグワイア(アイルランド)と2位に終わったアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)とのラウンドで、「一緒に回った二人の選手がすごくエンジンをかけていったなかで、ついて行けなかったのがダメなところ」と、乗り遅れてしまったことに悔いが残る。

「バーディが入らなくても『今じゃない、もうちょっとチャンスに付けられればいいな』という感じではあったけど、思ったよりもパターがよくなかった」。伸ばしあいの大会ではバーディが必須。3番のバーディ以降、2つめのバーディを奪えずに苦しんだ。最後まで流れを作れずに、優勝争いから離されてしまった。

4月の後半以降は好位置でのプレーが続いている。最近は月曜日を移動や休養に充てて、昨年のように練習ラウンドをすることも減らした。「うまく体力を残しながらできていると思います」と新ルーティンは機能している。あとは好調の波に最後まで乗って、勝利をつかむだけ。

「ここ何週間か最終日に悔しさが残っているので、気持ちを切り替えてやっていきたいです」。次戦は今季2戦目のメジャー大会。「自信を持って自分らしく、上位に食い込めるように頑張りたい」。3日目までは優勝カップが見えている。すぐそこまで迫った勝利。たまっている悔しさを晴らすには絶好の舞台だ。(文・高桑均)

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