振り返れば、やはり3日目の結果は心残りだ。とはいえ、この難しいメジャーセッティングの中で4日間を戦い抜けたことは大きい。
「やってきたことをずっと信じている。それだけでもやりがいは感じるし、なにか1個でも、自分が信じていけるものがあれば大丈夫。これからも予選落ちしようが大たたきしようが、続けていくことは一緒です」
昨年は、この全米での7位が唯一のトップ10入り。8月から自身最終戦にかけて5試合連続予選落ちを喫するなど不振にあえぎ、シーズンをポイントランキング104位で終えた。カテゴリーは『16』となり、出場できる試合がかなり限定的になることから、『カテゴリー15』への昇格を目指してQスクール(予選会)にも出場。無事に突破したものの、今季もここまでは思うような成績を残せていなかった。
「トップ10で終わりたかったし、もっと上に行きたかった」
トップ10に与えられる翌年大会の出場権は逃し、いわゆるシード権にあたるポイントランキング80位以内に付与される『カテゴリー1』獲得へ向けても、大量ポイントを手にしたかった。
大会を終え、ポイントランキングは154位から45ランクアップの109位となる見込み。2週後の「マイヤーLPGAクラシック」終了時点のポイントランキング上位者には、「KPMG全米女子プロ選手権」と「アムンディ・エビアン選手権」の出場資格が与えられる。全米女子プロの出場はほぼ確実。エビアン選手権の切符も手に入れるべく、ペア戦となる来週の「ダウ選手権」でさらなるポイントの上積みを狙う。
これまで苦戦が続いた中で、少し潤いをもたらすような17位フィニッシュ。「いままでのことを考えたらまだ、ちょっとマシな1週間だった。これを次に生かしていかないと、今年も試合に出られないので」。昨年大会では涙を流したが、今年は顔を前に向けた。(文・齊藤啓介)


