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竹田麗央は“+4”の雪辱果たす バーディ奪取で「リベンジした気分」

竹田麗央は初日にトラブルに見舞われたホールでバーディを奪取。週末での巻き返しを狙う。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年2月28日 18時05分

<HSBC女子世界選手権 2日目◇28日◇セントーサGC(シンガポール)◇6779ヤード・パー72>

初日に今季ワーストスコアの「75」を叩き、3オーバー・37位タイと出遅れた竹田麗央。2日目は30度を超える暑さの中、4バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル1オーバー・28位タイに浮上した。

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ラウンドを終えた竹田の表情は晴れやかだった。「バーディが取れて、リベンジした気分でした」と振り返ったのは、前日に『8』を叩いた12番パー4でのプレーだ。

初日はドライバーでコースなりに打とうとしたものの、「フェードがかかりすぎてしまった」と1打目は右のOBへ。さらに、暫定球は左の木の根元に止まり、アンプレヤブルで打ち直し。結果、痛恨の“+4”を叩いた。

この日は「ターゲットが狭いので、スプーンで打つか迷った」というが、「でも、ドライバーでしっかりイメージが出ていた」と前日の悪い記憶を引きずることなくフェアウェイをキープ。バーディを奪い、雪辱を果たした。

初日はショットに苦しみ、フェアウェイキープが8回、パーオン12回にとどまった。しかし、ラウンド後にしっかりと調整し、2日目は「コースに出てもビビらず、しっかりと振り切ることだけ」を意識してラウンド。その結果、フェアウェイキープが10回(71.4%)、パーオンも14回(77.7%)と数字も改善した。

「あと2、3回はバーディチャンスを決めたかった」とパッティングで心残りはあるが、それでも「すごくいいラウンドだった」と納得の表情を見せた。

首位と8打差で迎える3日目。昨季の国内女子ツアーでは8勝のうち5勝が逆転での優勝だった。ショットも復調傾向にあるだけに、「どんどん最終日に向けて上がっていきたい」と力を込めた。猛チャージに期待したい。(文・高木彩音)

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