<アムンディ・エビアン選手権 2日目◇10日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>
「もったいない。一打で出せればよかったけど、あそこは難しかったですね。左足下がりで」。原英莉花がこう振り返ったのは、16番パー3のできごとだ。午後組でスタートし、10番までに3つ伸ばした。これによりトップをうかがう位置まで浮上。そんななか迎えたのがそのホールだった。
ピンまで133ヤードで、ティショットは9番アイアンを選択。「ちょっと奥でもいいかなと思って打ったのが、けっこう奥に行ってしまって」。打球はグリーン奥のバンカーへ。目玉からの2打目は外に出せずに、最悪なことにボールはアゴに止まった。さらに3打目でも出せずに、今度はボールは自分の足跡でストップ。4打目でようやく脱出に成功したが、続く4メートルのパットも外し、痛恨のトリプルボギーを叩いてしまった。
ここは、初日にグリーン右のバンカーからの2打目を直接決めてガッツポーズを繰り出した場所。一転、この日は“砂地獄”を味わうことになってしまった。それでも気持ちを保ちながら、次のホールへ。「17番で20メートル近いパットを、2パットでおさめられたのが最後のバーディにつながった」。18番で1つ取り戻し、力強いガッツポーズも繰り出した。
なんとかトータル5アンダーの9位タイに踏みとどまった。首位との差は6打。まだ2日あることを考えれば、十分にその背中は見える。6月は出場した3試合すべてで予選落ち。浮上のきっかけをつかみたいと臨んだ試合で、上位に食い込んでいる。
「ティショットは引き続き気を抜かず、フェアウェイに置くことを意識。大きなミスをしないように、まずは乗せることを大事にしたいです。“寄せよう”ではなく、しっかり置きにいくところは置いてバーディを取りたい」
記録的な熱波に襲われ、エビアンも30度を超える酷暑が続いている。「すごく暑くてクタクタになりますね」。額に汗を流しながらのプレーを強いられてはいるが、水分補給などの対策をしっかりして週末を戦っていく。
