<フォーティネット・ファウンダーズカップ 事前情報◇17日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月5~8日)に出場した岩井明愛と妹・千怜は、1週間のオープンウィークを経て、主戦場とする米ツアーの舞台に戻ってきた。2月の「HSBC女子世界選手権」以来、3週間ぶりの出場となる。
会場があるメンローパークは通常、この時期は冬から春へ移る過ごしやすい気候で、気温も10~17度ほど。しかし、この日は最高気温が29度前後まで上がり、夏のような暑さとなった。そのなかで18ホールを回り終えた岩井姉妹は、「お疲れさまです!」と報道陣に爽やかな笑顔を向けた。
今季はサウジアラビアで行われた欧州女子ツアーを含め、ともにここまで5試合に出場。「ちょっともどかしいところもありましたけど、出だしとしてはいいかなと思いますね」(明愛)、「ハードワークではありましたが、その中でも試合に集中できたと思いますし、今のところ二人でいい流れで来ている。このまま続けていきたいです」(千怜)と振り返る。
今大会には米ツアーを主戦場とする日本勢15人が集結。明愛は「少しでも大会を盛り上げられるように。日本人選手はみんなレベルが高くて強いですが、負けないように楽しみながら頑張りたい」と意気込めば、千怜も「今週も日本人プレーヤーがいいフィニッシュをすると思う。その中で少しでも、私たちも盛り上げられるようにしたい」と前向きな姿勢を見せた。
注目してほしいポイントを問われると、千怜が「なんだろう…」と考え込む中、明愛がすかさず「笑顔!」と一言。千怜は「笑顔…ちょっとたまに自信ないんだけど…」と苦笑い。「でも、試合中に“笑顔を絶やさず回ろう”と思ってもなかなか難しいよね」(明愛)、「真剣にやっているとね」(千怜)と本音もこぼれる。それでも、常に前向きで明るい雰囲気は二人の大きな魅力だ。
笑顔を意識するのはメンタルコントロールだけでなく、ファンサービスの意味合いも大きい。「一日笑顔でいれば、いいことがあるんじゃないかなと思います。(私たちが)楽しんでいる姿を見てもらいたいです」と明愛。最後は二人とも満面の笑み。その笑顔は、多くのファンに元気を届けている。(文・高木彩音)

