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米2戦目の稲見萌寧を混乱させる“公園”のようなコース 「いきなり試されてますね」

米ツアールーキーの稲見萌寧にとって2戦目。そのコースは先週とは全く雰囲気が異なるようだ。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年1月25日 10時37分

<LPGAドライブオン選手権 事前情報◇24日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>

今季から主戦場にする米国女子ツアーでの2戦目を迎える稲見萌寧は、「これが初戦という感覚」と気持ちを切り替える。

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先週は過去2年間のツアー優勝者しか出場できない大会で、スコアに関わらず4日間プレーできたが、今週は予選落ちもあるフルフィールドになるのがその理由。「こっちのほうが気が引き締まる。先週は楽しいだけだったけど、今週楽しめるか楽しめないかは自分のゴルフ次第」と表情もキリッとする。

練習ラウンドでは、19位で終えた初戦のコースと大きく異なる芝質を確認。それは「真逆で若干、混乱している」というほどだ。稲見いわく、「先週は洋芝感があるくらいで、コースすべてがグリーンみたいな感じだった。今週はグリーンもフェアウェイもすべてコーライに近い感覚で、クラブの抜け方も全然違う」。特にグリーン周りについては、「アプローチが難しい。ウェッジがあまり使えないかなというくらい独特(の芝)」と話す。

グリーン周りには枯れて、荒れている芝やディボットも点在。さらに傾斜が強い砲台グリーンがそこにボールを誘うのも、厄介といえる。それについては「公園感覚ですね」と表現するほどだ。とはいえ、「海外特有の感じがして。楽しさと、違うものにトライする感じがする」と、攻略へ燃えるものもある。

異国での長いルーキーイヤーを戦ううえでは、これからも“未知のもの”との遭遇は避けられない。いわば、ここが試金石にもなる。「応用力もつけたいし、いきなり試されてますね。数をこなして自分で学習するしかない。引き出しを増やしてレベルアップ、スキルアップにつなげていきたい」。目の前の困難をひとつひとつ乗り越えて、4日間を戦い抜く。(文・間宮輝憲)

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