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岩井千怜がスロープレーにより2罰打→予選落ち アテスト時に通告、1時間40分の抗議も覆らず涙

岩井千怜がスロープレーにより2罰打が科された。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年5月3日 12時03分

<ブラックデザート選手権 2日目◇2日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>

岩井千怜がスロープレーによって2罰打が科された。「71」で回ってトータル3アンダーの予選通過圏内でホールアウトすると、アテスト時に競技委員からその旨が伝えられた。

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ツアーによると、後半7番から計測が行われた。問題となったのは8番パー3。岩井はロングパットを残し、2パットのパーで終えていた。この場合、岩井の持ち時間はティショット30秒+オナーのバーディパット40秒+パーパット30秒=100秒だったが、1打目に23秒、2打目に63秒、3打目34秒で合計120秒。20秒オーバーしたため、2罰打となった。

岩井は山下美夢有、モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)と同組でプレー。4番でモリヤのトラブルにより前の組との間隔が空いたこともあり、7番から計測が開始されていた。

アテスト時に伝えられ、岩井はこれに抗議。大会を中継するWOWOWが撮影した映像での検証も行われた。1時間40分におよぶ協議が行われたが、結果は覆らず。8番がダブルボギーとなってスコアは「73」に訂正。トータル1アンダー・83位タイで予選落ちとなった。

決着がついてペナルティが決定すると、涙を流しながら、報道陣に「ありがとうございました」とひと言残してそのまま帰宅した。

同組でプレーした山下は「わたしは(組のペースが)そんなに遅いと感じてはいなかった。(開幕前の)選手ミーティングでもペースについてけっこう言われていたので、気をつけないといけないなとは思っていました」と話していた。

今季からツアーは規定を改正し、スロープレーによる罰打を厳格化。持ち時間を1~5秒超過で罰金、6~15秒超過で1罰打、16秒以上の超過で2罰打が科されるルールとなった。

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