優勝を決めるには最終ホールでバーディを決める必要があったコだったが、その最終18番(パー5)の第3打をピン側40センチに。そのバーディパットを決めて12アンダーにスコアを伸ばした。状況をふまえるとその第3打はキャリアベストショットの一つだったという。
「上の方にランクされるでしょう。もちろんショットは全部特別ですし、勝利も全て特別です」と、コ。「ただ、72番目の最後のホールでバーディを決めるのは嬉しいし、勝利が掛かっていたということでさらに特別な思いがあります。レイアップが完璧でした。少しショートするのではないかと思っていたんですが、グリーンが硬くなっていたので結果的に完璧なショットになりましたね」。
ジュタヌガーンは最終ホールでもティショットを曲げ、左の池へ。結果ボギーを叩き10アンダーにスコアを落としてホールアウトした。
「最後のホールを除けば、内容は良かったです」と、ジュタヌガーンは言う。「リードするのが初だったのでとても緊張しましたが、次回は楽しめると思います。今週は貴重な経験ができました」。
最年少記録を破ることが、もはやおなじみと化しているコだが、記録は勝利についてくるものに過ぎないと彼女は言う。
