そんな状況でもこの位置につけられているのは、地力があるのはもちろん、コースとの相性のよさもある。「狭いので、逆に広いところでやるよりもターゲットを絞ってできているかなというのはありますね」。狙いどころがハッキリしており、そこにフォーカスしやすい。多くの選手が「日本のコースっぽい」と語る変に気が散らない部分が畑岡を後押ししている。
初日に「61」を叩き出して逃げ切った昨年とは正反対の追う立場で決勝ラウンドへ。「差を詰めて上がれたので、明日以降しっかりとチャンスメイクをしていきたいです」。自身初の米ツアーでの連覇へ、まずはムービングデーに首位浮上といきたい。(文・秋田義和)

