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当時16歳だったキム・ヒョージュが記録ずくめの優勝「うれしすぎて何をしているか分からない」【思い出フォト】

これまで多くの名勝負、名場面が生まれた国内女子ツアー。それらのシーンを当時の写真とともに振り返る。今回は「宮里藍 サントリーレディス」の2012年大会をプレーバック。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年6月11日 17時18分

当時16歳だったキム・ヒョージュが逆転でツアー最年少優勝
当時16歳だったキム・ヒョージュが逆転でツアー最年少優勝 (撮影:ALBA)

兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部で行われた「サントリーレディス」の2012年大会。当時16歳だったアマチュア、キム・ヒョージュ(韓国)が最終日に11バーディ・ボギーなしの「61」をマークし、トータル17アンダーの大逆転で国内女子ツアー初優勝を挙げた。

【写真】森田理香子と同組でまわりました

最終日は7打差の6位タイからスタートし、アイアンショットがピンにからむと、そのチャンスを逃さずすべてカップに沈める圧巻のプレー。猛チャージで前半に4連続バーディを含む7バーディ、後半はさらに4バーディを奪い、歴戦のプロのような落ち着いたプレーで淡々とスコアを伸ばした。

この優勝は記録ずくめだった。当時のアマチュア優勝は清元登子と宮里藍に続いて3人目。4日間競技では初の快挙となった。さらに、宮里が2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で記録した18歳101日の国内ツアー最年少優勝を16歳332日で更新した。この日マークした「61」は最少スコア記録で、11バーディは最多バーディ記録タイ。02年に不動裕理がマークした72ホールの最少ストローク記録(当時)トータル17アンダーに並んだ。

優勝会見では「うれしすぎて、自分が今何をしているか分からないぐらい」とはにかみながら笑顔で語った。ヒョージュは同年の韓国女子ツアー開幕戦「ロッテマート女子オープン」で2位に9打差を付けて優勝、今大会がアマチュアとして2勝目となった。

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