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「今はコンパクトを意識」 脇元華がフェアウェイキープ100%で好発進…その要因は?

ショット安定の脇元華。本人が語ったその要因は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年5月26日 10時00分

ショット安定の脇元華…その秘密は?
ショット安定の脇元華…その秘密は? (撮影:鈴木祥)

<リゾートトラスト レディス 初日◇25日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)◇6500ヤード・パー72>

首位と2打差の4アンダー・6位タイで滑り出した脇元華は、フェアウェイキープ率100%、パーオン率も77%とショットがとにかく安定した。スタートの10番で奪ったバーディは1メートルにつけてのもの。さらに16番、後半の7番も“お先に”の位置につけ、そのほかも2~3メートルとチャンスを多く作り出した。

その要因について聞くと、「スイング時のトップの位置」という答えが返ってくる。「私はオーバートップになりやすいけど、今はコンパクトに小さいトップで打つことを意識しています。トップが高いと、どうしても打点がずれてしまう。アイアンの方向性もよかったですね」。“しっかり振れる”と無意識にトップが高くなっていた部分にメスを入れたのは、このオフから。「コンパクトにしたほうが力が伝えられるという考え方にしないと」と、まだジレンマと格闘している段階だ。

飛距離アップに乗り出していた2020~21年シーズンには平均飛距離も240.71ヤード(全体20位)まで伸びたが、今季は238.31ヤード(43位)と“微減”している。「一時期は飛んでたけど、今は(身長174センチの)体の割には普通くらい。飛び始めてたころくらいには戻したい」と、コンパクトトップと飛距離の両輪を求めて、ここからさらにクラブを振っていく。「今週、電話でコーチに喝をいれられました。『もう少し取り組んでいることをしっかりやるように』って。気合が入ったし、ありがたかったですね」という励みの声も力になる。

19年に初シードを獲得しながら、「イップスのようになっていた」というパター不振により、翌シーズンにはシード選手の肩書を失った。しかし、すっかりグリーン上の違和感が消えた今季は、ここまで「KKT杯バンテリンレディス」5位など安定飛行を続け、メルセデス・ランキングでも39位につけている。上位50人に入ってシード復帰、さらに初優勝に向けて、再びエンジンが暖まったといえる。

「風が変わらないなら、何も変えずに同じ意識で淡々とゴルフをしていきたい」。まだ初日が終わったばかり。午後組で回る2日目も小さなトップを大きな結果につなげたい。(文・間宮輝憲)

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