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日本女子OP3年連続のトップ10入り 古江彩佳はここから日本3連戦「攻めることができるかどうか」

海外メジャー覇者・古江彩佳は最終日に「68」。9位タイでナショナルオープンを終えた。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年10月5日 17時02分

今季初出場の古江彩佳は9位でナショナルオープンを終えた
今季初出場の古江彩佳は9位でナショナルオープンを終えた (撮影:福田文平)

<日本女子オープン 最終日◇5日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

今季日本初出場の古江彩佳は、自身9度目となった日本一決定戦をトータル12アンダー・9位タイで終えた。「トップ10に入れるように頑張ろうと思った」と、最低限の目標はクリア。これで8位だった2023年、4位の昨年に続き、3大会連続でトップ10入りを果たした。昨年11月の「TOTOジャパンクラシック」以来となる日本ツアーで得た課題を、来週以降に生かす。

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「パターがショートするのは悔しいので、きょうだけでもトライする」。そう決めて臨んだラウンドで5つのバーディ(1ボギー)を奪った。最後もバーディ締めと気分はいい。「ちょくちょくショートするパットはあったけど、ここまでの3日間よりはいいパターが増えた」と好材料も手にした。

悔やまれるのは「71」だった3日目のプレー。「伸ばさないといけなかった」。7打差での最終日スタートは、バーディ合戦が続く大会では重いビハインドだった。「悪くはないけど、悔しい部分も多かった」。それでも、地元・兵庫県のギャラリーには「たくさん声援をいただいて、ラウンドについてくれたのはうれしかった。力になる。下向きでリズムが悪い時に切り替えられました」と感謝する。

今週から日本ツアー3連戦に臨む。来週は「スタンレーレディスホンダ」(10~12日/静岡・東名CC)に出場。その後は所属先の富士通の主催大会で、過去3勝を挙げている「富士通レディース」(17~19日/千葉・東急セブンハンドレッドC)を戦い、日本代表に選ばれた国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」(23~26日/韓国・ニューコリアCC)のため渡韓する。

「アムンディ・エビアン選手権」を制した昨年は6位で終えた米ツアーのポイントランクも、今季はここまで22位。未勝利に加え、トップ10入りも昨年の12回から3回と減っているが、ここから上昇カーブを描きたい。

「しっかり攻めることができるかどうか。ショットはだいぶ良くなっているので、自信を持って」。これまで2019年富士通レディースでのアマチュアVを含め、9月に1勝、10月に4勝、11月に3勝を挙げている“秋女”が、ここから本格シーズンを迎える。(文・間宮輝憲)

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