<ニチレイレディス 事前情報◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72>
今大会終了後に『第1回リランキング』が実施される。リランキングというのはどのような制度なのか。あらためて整理しておきたい。
リランキングは非シード選手を対象とした制度で、QT(予選会)で決まった出場優先順位をシーズン途中に入れ替えるもの。QTで下位だった選手にも出場のチャンスを与えることを目的に、日本女子プロゴルフ協会は2018年から導入している。
リランキングリストは、それまで獲得したメルセデス・ポイント順に作成される。これに基づいて出場資格が改めて付与され、第1回リランキングは来週「EARTH MONDAMIN CUP」から第2回リランキングが行われる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月25日開幕)までの“中盤戦”に適用される。
昨年実績では、リランキング42位までが中盤戦の全13試合にフル出場できた。このあたりが選手たちが目指すボーダーラインになる。なお、リランキング50位は9試合、60位は2試合に出場できている。
現在40位につける鳥居さくらの獲得ポイントは47.50pt。QT166位から主催者推薦など限られた出場機会を生かし、ポイントを積み重ねてきた。3日間大会でいえば単独8位(47pt)に相当する数字で、リランキング下位の選手たちもトップ10に入れば“一発逆転”の可能性が見えてくる。
昨季メルセデス・ランキング53位でシード権を逃し、今季前半戦出場権を得た蛭田みな美は、暫定44位(40.14pt)につけている。40位との差は7.36ptで、逆転には7.5ptを得られる単独35位が最低条件となる。
パッティングが直近の悩みだが、「入らなすぎて堂々巡りになっていました。河本結ちゃん、永井花奈ちゃんの真似をしました」と見て盗み、左手人差し指をシャフトに沿わせるクロスハンドグリップにスイッチ。「一般人になってきた。人並みに入るようにはなってきました」と笑う。
「頑張るしかないですね。練習、準備はしっかりできていると思います。焦りはありますけど、一打、一打を頑張りたいです。(心境は)いつもとちょっと違います。でも考えても仕方がない!」
そのほか、山内日菜子がリランキング43位、プロテストトップ合格のルーキー・伊藤愛華が52位、臼井麗香が87位、新垣比菜が96位としている。夏の職場をかけた争いが熱を帯びる。(文・笠井あかり)
