ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

生き残りをかけた一戦 MR58位の藤田かれんは逆転シードへ決意「上だけを見る」

シード滑り込みへ。藤田かれんは正念場を迎える。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2024年11月13日 17時41分

藤田かれんが初シード獲得へ闘志を燃やしている
藤田かれんが初シード獲得へ闘志を燃やしている (撮影:上山敬太)

<大王製紙エリエールレディス 事前情報◇13日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

3月に開幕した2024年シーズンも残り2試合。来週の最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」には今季優勝者やメルセデス・ランキング(MR)上位者ら40人しか出場できないため、MR50位以内に与えられる来季のシードを争う選手にとって、今週が実質の最終戦となる。

ゴキゲンな原英莉花さん【写真】

MR58位から逆転初シード入りを目指す藤田かれんは、最終調整を終えて「意識しないようにしたいけど、多分意識する。でも、上だけを見ていきたい」と自分に言い聞かせるように話した。

プロ3年目で初のフル参戦となった今季。3月の開幕第2戦「明治安田レディス」では2位に入るスタートダッシュを見せたが、トップ10はその試合と7位だった5月の「ブリヂストンレディス」の2度だけ。直近の「樋口久子 三菱電機レディス」と「伊藤園レディス」は1打及ばずに2試合連続予選落ちを喫し、9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了時でシード圏内の50位だったMRは58位まで後退した。

初めての長丁場となったツアー生活。昨年は下部のステップ・アップ・ツアーで20試合に出場したが、「レギュラーツアーとステップは全然違った。練習も全力でやりすぎたところはあると思います。ペース配分の難しさを勉強しました」。来年の課題は明確だが、今は目の前の試合に全力集中。「せめて準シードは取りたい」と、来季の前半戦まで出場できるMR55位までをクリアすべき最低限の目標とした。

MR55位の笠りつ子とは28.76pt差。逆転するには単独20位以上が絶対条件となる。MR50位の木戸とは60.8pt差でトップ10入りが必須だ。「2試合連続で1打差の予選落ちだったけど、調子自体は悪くない。しっかり調整して、縦振りだったスイングも春先のように本来の横振りになってきた」。泣いても笑っても、あと1試合。QTランク3位で始まったシーズンを、このまま終わらせるわけにはいかない。(文・臼杵孝志)

今週決着! 女子シード争いの崖っぷちランキング

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト