<北海道meijiカップ 2日目◇8日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6709ヤード・パー72>
6月の「ニチレイレディス」で、昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来となる予選落ちを喫した佐久間朱莉が、トータル5オーバーで再び決勝進出を逃した。女王に何が起きているのか。
今大会の予選ラウンドのスタッツを見ると、フェアウェイキープ率は64%(18/28)、パーオン率は72%(26/36)と、決して悪くない。ただ、パット数は『36』『31』という結果だった。
実際、「初日は特にパターが入らない」と話したように、何度もバーディチャンスにつけながらも、あと一筋でカップをすり抜けるシーンが目立った。
グリーン上での苦戦が予選落ちの決定打とも言えるが、だからこそ「入らなくてもいいから自分の思ったストロークをするということをテーマに」と、大会中も“実験的”なラウンドと位置づけ、ホールを重ねた。
予選落ちという結果に目がいってしまうが、「いいストロークができる回数が少しは増えたかな」と、佐久間なりのヒントは見つかったようだ。
今季は開幕戦優勝で最高のスタートダッシュを決め、その後も2戦連続2位に入り、2年連続の女王も盤石かと思わせる強さを見せていた。だが、以降は勝利から遠ざかっている。
「ショット自体は本当に優勝争いができるくらいの調子。1つでも2つでも入ってくれれば流れは変わってくる。ほぼメンタルだと思います」
いい流れを手繰り寄せるキーは、やはりグリーン上。「治るかもしれないし、治らないかもしれないし」。今はこの状況を静かに見つめている。(文・齊藤啓介)
