<北海道meijiカップ 最終日◇9日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6709ヤード・パー72>
7月は「ミネベアミツミレディス」以降トップ10入りがなく、前戦の海外メジャー「AIG女子オープン」も予選落ち。菅楓華にとって、どこかスッキリしない日々が続いていた。
今季2戦目の「台湾ホンハイレディース」でツアー通算2勝目を挙げたが、「1勝できたことで、勝ちたい思いが強くなった。優勝した後も何回かチャンスがありましたが、逃しているので」。焦りまではいかないものの、ここまでの成績には「こんな感じか」と、消化不良と感じていた。
「モヤモヤした気持ちはゴルフにもつながっていて」と、プレーにも影響を及ぼした。ここ3試合でトップ10入りがないことは頭の片隅にあり、それを打開したいという思いで今大会に入っていた。
最終日はボギーが先行したものの、その後は3つのバーディで取り返した。「後半は特に良かった。きょうのプレーでスッキリした感じがします」。ようやく“憂さ晴らし”となった。
今季は「全米女子オープン」で初めて海外メジャーを経験し、「AIG女子オープン」(全英)にも出場。今季の海外ツアー参戦はこれで一区切りとなったが、「アメリカに挑戦したいという思いはある。まだこのままの状態では行けないので、まずは今年、年間3勝を挙げること」。シーズン後半戦は、海外ツアー参戦を見据えた試金石と捉えている。
「海外メジャーを経験して日本でも勝ちたい思いが強くなった。ここからが勝負」
3日間の北海道決戦でモヤモヤを吹き飛ばし、これから控える国内メジャーへ本腰を入れる。(文・齊藤啓介)
