<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇17日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>
海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)を制した桑木志帆のドライバーに変化が。今大会から、ブリヂストンの新モデル『B-Limited BX TOUR MAX』を投入した。
4月の「Sky RKBレディスクラシック」で今季初優勝を挙げると、「宮里藍 サントリーレディス」、そして全英と勝利を重ねてきた桑木。その手に握られていたのは、同社の『BX1LS』だった。
名前の通り低スピンで飛ばせるハードヒッター向けのヘッドで、今季初優勝直後には「スピン量を減らしてすごく飛ぶようになった」と話していた。2024年の最終戦で挙げた勝利時からLSの系譜を変えず、“飛んで曲がらない”を示す指標のトータルドライビングでは、昨年1位、今季もここまで2位につけている。
そんな桑木が今週から投入したのが、なんと『B-Limited BX TOUR MAX』。大慣性モーメントの流れをくむモデルで、高い寛容性に加えてスピン量も確保できるヘッドだ。
これまでとは一線を画すヘッドへの変更。そのこころは「自分の力でキャリーが出せなくなった」からだった。低スピンモデルだけに、しっかり振っていかなければスピン量を確保できず、球が低くなることへの不安があったという。
小ぶりなLSモデルから形状も大きく変わるが、「少し大きく見えますが、その安心感がある」と違和感なくスイッチ。捕まりの良さに加え、「しっかり叩いても捻じれない球が打てる」ことも決め手になった。
モデル自体の変更ではあるが、前作と比べて「打感がやわらかくなった」というフィードバックも。「すごく信頼を置いている」と、新作ドライバーへの評価はかなり高い。
年間女王に向けてメルセデス・ランキング1位を走る桑木。全英覇者が選んだ新たな相棒は、女王タイトルへのナイスアシストとなるか。(文・齊藤啓介)
