ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

竹田麗央が日本凱旋 5カ月ぶりの国内ツアーに「久しぶりだなあ」

竹田麗央が5カ月ぶりに凱旋出場。今季国内初戦を迎える。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2025年4月10日 18時01分

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前情報◇10日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

今季から米女子ツアーを主戦場とする昨季の年間女王・竹田麗央が国内初戦を迎える。3月の「ブルーベイLPGA」で米女子ツアー2勝目を挙げ、今大会は凱旋試合。さらに先週2日に誕生日を迎え、22歳初戦でもある。「久しぶりの日本のツアーですし、いつもお世話になっている富士フイルムさんの大会なので、そこも含めて頑張りたいと思います」と気合も入っているようだ。

【連続写真】ドローの動きなのに…竹田麗央がフェードを打てるのはなぜ?

竹田は予選落ちに終わった2週前の米女子ツアー「フォード選手権」後に帰国。「お寿司屋さんで誕生日をお祝いしてもらってうれしかったです」と都内で数日を過ごした後、地元の熊本に戻ったという。ゴルフの状態は「ぼちぼち、普通です」。オープンウィークはボールを打つ練習よりも、ランニングなどでコンディションを重視して調整してきた。

米女子ツアーの出場権を手にした昨季の「TOTOジャパンクラシック」は日本開催。「ブルーベイLPGA」は中国開催。次は米本土での3勝目が期待される。「芝質が違うので慣れるまでいろいろ勉強中です。優勝争いをするにはレベルアップしないといけないですね」。日本ではツアーナンバー1の飛距離が大きな武器だったが、米女子ツアーにはさらに飛ばす選手が何人もいる。「(飛距離では)かなわない選手がたくさんいるので、自分の飛距離で戦うことが大事かなと思います」。飛ばし合いではなく、総合力で勝負していくつもりだ。

一方で、米国の環境には徐々に慣れてきた様子。「なんでも食べられるので食事は大丈夫です」。転戦先では一軒家を借りて、夕飯は母・哲子さんの手料理。「アメリカのスーパーはなんでも大きいので面白いです」と一緒に出掛ける買い出しもいい息抜きになっているようだ。英会話にはまだ苦戦中で、他の選手との会話は「最初よりは聞き取れるようになったんですけど、7分の1ぐらいしか分からないです」。キャディとのやり取りも「理解できない時はOKって感じでやってます」と苦笑いを浮かべた。

米国内はもちろん、今回のような日米間の移動もあり、体力的にもハードな1年はまだ始まったばかり。「移動が長い時は疲れもたまるので、その分、練習をセーブしながらやっています」。昨季までの日本での経験を生かしながら、シーズンを戦い抜くための調整法も勉強中といったところだろう。

昨年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来となる約5カ月ぶりの日本ツアー出場に「久しぶりだなあって思います」としみじみ。来週からは再び米女子ツアーでのプレーとなるだけに、日本のファンの前で8勝を挙げた昨季からさらに成長した姿を見せたいところだ。(文・田中宏治)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト