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ボギーフリーがなんと16人! 伸ばしあいの大会で逃げる稲見、追う選手は何を思う?

ボギーフリーがなんと16人! 伸ばしあいの大会で逃げる稲見、追う選手は何を思う?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年6月12日 18時18分

いつだってピンデッドの稲見萌寧もボギーなしのラウンドで一気に伸ばした
いつだってピンデッドの稲見萌寧もボギーなしのラウンドで一気に伸ばした (撮影:村上航)
<宮里藍 サントリーレディスオープン 3日目◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

大会は3日目を終え、単独トップにトータル16アンダーの稲見萌寧が立った。それを4打差の2位から木村彩子、青木瀬令奈、西郷真央、西村優菜が追う展開だ。

稲見萌寧がラウンド中に食べているのは?【大会写真】

この日のリーダーボードを見ると、なんとボギーフリーで回った選手が71人中16人もいる。平均ストロークはパー72に対し、70.2535(-1.7465)と、まさに伸ばしあいの様相を呈している。初日が71.7833、2日目が71.6333。開幕してからバーディ合戦になっているが、ムービングデーはさらに1ストロークもその平均が上がっている。ちなみに今大会の最近の優勝スコアは、前回2019年が12アンダー(鈴木愛)、18年が16アンダー(成田美寿々)、17年が15アンダー(キム・ハヌル)となっている。

この日ノーボギーだった選手の1人、西郷は「ピンポジションは難しかったけど、グリーンは止まりました」という部分にその伸ばしあいの理由を求める。また西村もグリーンに関して、アマチュア時代に出場した時に比べ「スピードは変わらないけど、軟らかい気がする」と話した。

3日目のグリーン状況は、スティンプメーターが12フィートで、コンパクションは23。これは例年とさほど違いはない。きょうのコースは、朝から雨がパラつく状況もあって、そう選手に感じさたのかもしれない。実際にプレーを見ても、ホールによって多少の違いは感じるものの、ボールがしっかり止まるという印象を受けた。

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