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古江彩佳、“何かが違った”最終日 プロ1勝目は8月以降にお預け

古江彩佳、“何かが違った”最終日 プロ1勝目は8月以降にお預け

配信日時:2020年6月30日 12時41分

プロ初の優勝争いに挑んだ古江
プロ初の優勝争いに挑んだ古江 (撮影:GettyImages/JLPGA提供)
アース・モンダミンカップ 最終日◇29日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>

2000年度生まれの”プラチナ世代”の古江彩佳が、トータル6アンダー・17位タイで全日程を終えた。最終日はバーディを奪えず6番、10番でボキー。「出だしのパー5でバーディチャンスにはつけられたのですが、それを獲れればもうちょっと流れが来ていたかなという一日でした」と話す通り、3日目までの勢いを保つことのできない苦しい1日になった。

切り返しがバツグン! 古江彩佳のドライバースイング【連続写真】

昨年すでにツアー優勝を果たしている古江は、プラチナ世代の中でも頭一つ抜け出た存在。3日目を終えた時点でトータルスコアを8アンダーまで伸ばし、2日目の25位タイから2位タイに大きく順位を上げ、プロ1勝目を射程圏内に捉えた。しかし、4日目が雨による順延で調子を崩したのか、月曜日に行われた最終ラウンドでは「悪くはなかったんですけど、何かが違うっていうのが…。今日一日何かが違いました」とプロ初の優勝争いには見えない“何かが”古江を狂わせた。


プロ転向を決めた昨年の「富士通レディース」では、大勢のギャラリーに囲まれて勝利をつかんだ。アマチュア優勝の偉業を声援が後押ししたが、「やっぱり歓声がもらえるとテンションも上がってきます」と、次に優勝争いするときには自らの立て直しとともに、ファンの応援も力に変えていく構えだ。


昨年のプロ転向時に「賞金女王になるのが夢」と語り、今季はプロとしての1勝を目標に掲げる。今後の試合日程がいまだ決まらない前代未聞なルーキーイヤーだが、今回の敗戦を糧に、頂点を目指し戦っていく。

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