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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】2019年は2試合減の36試合!?

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】2019年は2試合減の36試合!?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年12月19日 12時17分

来季のトーナメント開催について発表する小林浩美LPGA会長
来季のトーナメント開催について発表する小林浩美LPGA会長 (撮影:ALBA)
果たして発表された36試合は無事、開催できるのか!?

日本女子プロゴルフ協会(LPGA=小林浩美会長)が、18日(火)、来季のトーナメント開催日程を発表。「KKT杯バンテリンレディス」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3試合が開催中止となり、新しく「資生堂アネッサレディス」が始まる。トータルでは今年より2試合減の36試合を開催することを明らかにした。

真剣な面持ちで見解を述べる小林浩美会長【写真】

LPGAが放映権の帰属を一方的に主張したことで、主催者やテレビ局との交渉が長引き、開催申込みを何度も延期した挙句の発表としては、意外に試合数が減っていないように見える。しかし、実態としては発表された36試合の中にも、確実とはいい切れないものがあるようだ。

そのことが一目でわかるのが、5月第2週の「LPGAウィメンズチャンピオンシップ」(仮)。今年までは、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が行われていた。LPGAと日本テレビが共催の国内公式戦だったが「日本テレビさんが(主催を)降りられたのでLPGA単独での主催となりました」(小林会長)とのこと。大会名が仮称なのも「(これまで特別協賛の)久光製薬さんと交渉中です」(同)との理由からだ。開催コースも未定のままになっている。

公式戦とあって開催中止にすることだけは何とか避けようとしているが、賞金を含めた開催費用の出どころがはっきりしないまま。見切り発車的に日程発表に至った事情がくっきりと見えており、今後の展開は予断を許さない状況だ。

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