<ニチレイレディス 2日日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72>
元サッカー少女が優勝争いに絡んだ。佐藤心結が8バーディ・2ボギーでフィールドベストの「66」と伸ばし、トータル10アンダー・2位に浮上。首位の荒木優奈とは2打差。好位置で最終日を迎える。
「横からや下りのパットが入ってくれました」。今季から左手を下にしてグリップを握るクロスハンドに変更した。シーズン開幕戦の初日はこれまで通りに順手でプレーしたが、「フィーリングが良くなかった」と2日目からオフの間に試していたクロスハンドにした。「キャリアで初めて。構えてからフリーズする時間がなくなって、スムーズに打てるようになりました」と、それ以降はずっと左手が下のままだ。
また、3週前にはドライバーのシャフトを変更した。「使っていたものがちょっとハードめに感じて、自分が頑張らなくても勝手に走ってくれる感じがほしかった。同じ“5S”でもラクになった」と、選んだのはフジクラ『スピーダーNXゴールド』。現在はウッドやUTについても調整中で、「最近はシャフトをいろいろと試してみています」といまの自分に最適なクラブをそろえている。
兄の影響で、小学校1年生から3年生までサッカーに打ち込んだ。「ディフェンス以外は全部やりました」。現在開催中のW杯に夢中で、15日早朝5時から行われた日本の1次リーグ初戦(オランダ戦)はテレビ観戦で応援した。「もともと好きなのは南野拓実選手。でも今回は出ていないので推しは中村敬斗選手。(オランダ戦で)ゴールを決める前から…」と笑う。
日本の1次リーグ2戦目(チュニジア戦)は21日午後1時にキックオフ。今季初めての最終日最終組として午前9時10分にティオフする佐藤とはプレー時間が重なる。「日本代表にも頑張ってほしいし自分も頑張りたい。緊張はすると思うけれど自信を持っていきたい」とダブル歓喜を目指す。(文・笠井あかり)
