<ニチレイレディス 2日日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72>
今大会終了後には、出場優先順位を見直す第1回リランキングが実施される。夏場の職場をかけた争いで、昨年実績ではリランキング42位までが中盤戦にフル出場できた。今季も40位前後がボーダーラインになるとみられている。
予選ラウンドが終了し、昨年のプロテストに合格したばかりのルーキーにも明暗が分かれた。“一発逆転”をねらう吉﨑マーナ、池羽陽向らが最終日に進んだ一方、伊藤愛華、肥後莉音、鳴川愛里らは予選落ちとなった。
プロテストトップ合格の18歳・伊藤はQTランク16位の資格で前半戦にフル出場。2週前の「ヨネックスレディス」では19位に入ったが、今大会で12試合目の予選落ちを喫した。
「ロングパットが決まって、きょうは長いのが入る一日なのかなとモチベーションを上げて後半に入ったけれど、不安だったショットで思うようにパーオンができなかった」。寄せづらいところに外してパーを拾えない、という展開が続いたという。
リランキング52位で今大会を迎えていた。このままであれば、中盤戦13試合のうち、自力出場できるのは5試合ほどと見込まれる。「いろんな方の支えがあって、いくつか推薦をいただきたいとお願いさせてもらっています。貴重なチャンスをいただけた試合で、前半戦で得た経験を生かして、終盤戦に出られるようにしていきたい」。持ち味である「飛距離とパーオン率」を早く取り戻し、攻めのゴルフをみせていきたい。
QT190位でルーキーイヤーを迎え、主催者推薦で今大会が今季2試合目の池羽陽向は、30位タイで予選を通過した。「もったいないミスがちょこちょこあったけれど、冷静に攻められたと思う。初めて予選通過できてうれしい」と喜んだ。
用具契約を結ぶヨネックスが主催した「ヨネックスレディス」で、アマチュア時代にお世話になったハウスキャディとタッグを組んだ。「最近は焦りがあってプレーペースが速くなってしまっていた。“バーディを取りたいときこそゆっくりやりな~”とかいろんなアドバイスをいただいて、自分のゴルフを見直すきっかけになりました」。
今大会前で目指していたのは、20ptを得られる単独20位以内。賞金総額がツアー史上最高の4億円となった来週の「EARTH MONDAMIN CUP」、池羽の帯同キャディが研修生として所属する片山津ゴルフ倶楽部 白山コースで行われるメジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」の切符をつかみたい。
「目標は“気持ち”上げようかな(笑)。何位で終わるかは分からないけれど、自分のやれることはやりきりたいです」。リランキング201位からの大逆転に意気込んだ。(文・笠井あかり)
■ルーキーの2日目結果
左は開幕前のリランキング暫定順位
3位 藤本愛菜(-10、2位)
14位 倉林紅(-5、17位T)
19位 ジ・ユアイ(+7、予選落ち)
37位 前田愛(-1、48位T)
40位 鳥居さくら(-3、30位T)
52位 伊藤愛華(+4、予選落ち)
70位 肥後莉音(+1、予選落ち)
74位 鳴川愛里(0、予選落ち)
77位 吉﨑マーナ(-6、11位T)
201位 池羽陽向(-3、30位T)
